うねめ

デジタル大辞泉

うねめ【采^＝女】

読み方：うねめ

宮中の女官の一。天皇・皇后の側近に仕え、日常の雑事に従った者。律令制以前からあったとみられるが、律令制では諸国の郡司一族の子女のうちから容姿端麗な者を出仕させて、宮内省采女司(うねめのつかさ)が管理した。名目的には江戸時代まで存続した。うねべ。

[補説] 曲名別項。→采女

うねめ【采女】

読み方：うねめ

謡曲。三番目物。作者未詳。世阿弥説もある。昔、猿沢池に身を投げた采女の霊が、旅僧に故事を語り、僧が回向(えこう)すると舞をまう。

名字辞典

畝目

名字	読み方
畝目	うねめ
采女	うねめ、うめ

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JMnedict

采女

姓	読み方
采女	うねめ

畝目

姓	読み方
畝目	うねめ

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

うねめ

出典:『Wiktionary』 (2018/03/27 14:02 UTC 版)

名詞

うねめ【采女】

1. 主に飛鳥時代から奈良時代において、宮中に伺候し、天皇や皇后の身の回りの世話をした女官。「うねべ」とも。
   • 昔奈良の御門につかうまつるうねへありけり。かほかたちいみしう清らにて人々よはひ、殿上人なともよはひけれとあはさりけり。（大和物語第150段）

     昔、奈良の宮中におつかえする采女がいた。容貌が大変美しく、多くの人が求愛し、殿上人まで求愛したが聞き入れなかった。

漢字辞典

婇

婇	画数：11 音読み：サイ 訓読み：うねめ ピンイン：cai3

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