『仮面ライダーZX』関連
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俳優を目指して東映本社を訪れた当時、関係者から東映のスターが載ったカレンダーに載ることを目標に頑張れと言葉をかけられ、そのカレンダーに仮面ライダーも載っていたことから、仮面ライダーには特別な想いを抱いていた。 『ZX』の前作品『仮面ライダースーパー1』の最終オーディションまで残り、実際に仮面ライダースーパー1 / 沖一也 役を演じた高杉俊价がレンジャー部隊出身でその経験を生かした特技を披露したことに驚き、彼に勝つためには自分も屋上から飛び降りるぐらいのことはしなくちゃいけないだろうという意気込みで挑んだ。当時の東映のプロデューサーだった平山亨から、後年にオーディションで高杉にほぼ決まっていたとのエピソードを聞いたことを明かしている。 その後、平山に見込まれて『ZX』の主人公の村雨良 / 仮面ライダーZX 役に選ばれた。しかし、テレビ放送が予定されていない企画のために低予算で、衣裳もバイクも自前だった。そのうえ、直前には映画『制覇』に出演していたため、髪型がパンチパーマであった。また、映画での役作りのために太っていたことから、毎日8キロメートルを走ったり、JACの友人と立ち回り練習を行うなどして、15キログラムの減量を行った。 ステージ『仮面ライダーZXショー』への出演時、敵役の人たちが手弁当で出演していたのを見て「自分も頑張らねば」と演じていたという。それを見に来ていた平山が、財布から「少ないけど」と3万円を渡してくれた。それがうれしかったと後に懐古しており、その小遣いはとても申し訳なく今でもそのままにしているという。 インタビューでは「またZXをやりたい」と答えており、後には『仮面ライダーバトル ガンバライド』のZXの声を担当している。2014年3月公開の『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』では、約30年ぶりに村雨 / ZX 役を演じた。 2012年1月に行われたトークショーでは、裏話や変身ポーズを披露した。 イベント等においては、特番1本のみで終わったZXがカラフルなデザインであったのに対し、レギュラー企画として始まった仮面ライダーBLACKが黒一色のデザインである点について物思うところがある事を(冗談めかして)披露している。
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