『ウルトラマンタロウ』に登場するエンペラ星人
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「エンペラ星人」の記事における「『ウルトラマンタロウ』に登場するエンペラ星人」の解説
『ウルトラマンタロウ』第25話「燃えろ! ウルトラ6兄弟」に登場。 名前と黒い人型のシルエットのみ登場。かつて怪獣軍団を率いてウルトラの星の侵略を企んだ異星人で、若き日のウルトラの父によって撃退された。 当時の児童誌での「怪獣軍団」の黒幕でもあり、第33・34話に登場するテンペラー星人はこの宇宙人の忠実な下僕とされている。 この歴史をゾフィーが解説する際に紙芝居風に展開される絵は、『ザ・ウルトラマン』など「ウルトラシリーズ」の漫画化作品を多数手掛けた内山まもるの作である。この時に描かれた黒い人型シルエットのエンペラ星人が、後の『ウルトラマンメビウス』に登場するエンペラ星人のデザインベースになっている。 この戦いで負傷したウルトラの父を看護したのがウルトラの母であり、これが2人の馴れ初めであったと語られている。また、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』ではこの時には闇に堕ちる前のウルトラマンベリアルとも遭遇しており、その膨大な悪の力に惹かれさせたことで彼を闇の道に誘う原因の一つにもなっていることが語られている。 この時のウルトラの父とエンペラ星人の対決の模様は、後述の『メビウス』や『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』で新たに撮影された実写映像で描かれている。 大戦争で引き連れていた怪獣軍団はそれまでのウルトラシリーズに登場した怪獣で構成されており、この画は2007年以降の児童誌の特写による合成や、『ウルトラマン列伝』第21話で実写でも再現されている。 書籍『全怪獣怪人』では、ヤプール人に協力し、ベムスター(改造)を蘇らせたとしている。
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