『ウルトラマンタイガ』に登場するペロリンガ星人
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『ウルトラマンタイガ』第6話「円盤が来ない」に登場。 50年前に地球に置き去りにされた星に帰りたい男を迎えに来た宇宙人。人間誘拐や地球侵略の目的などはない。しかし、男が地球に残ることを決めたため、地球を去った。 スーツアクター:新井宏幸 スーツは新規造形で、円盤もCGではなく『セブン』のものを再現したプロップが用いられた。当初は既存のアトラクション用スーツを用いる予定であった。声の加工も『セブン』でのピッチの高さを再現している。 ペロリンガ星人が迎えに来た星に帰りたい男は『セブン』でペロリンガ星人が変身した少年と同じく高野浩幸が演じており、同作品のペロリンガ星人のその後を思わせるものとなっている。第6話監督の田口清隆は、2年ほど前から「多摩川で円盤を待っているフクシンくん」という作品を構想しており、本作品でも当初はそれに基づき『セブン』でフクシン三郎を演じた冷泉公裕にオファーしていたが、冷泉の急逝により実現には至らなかった。そのためペロリンガ星人が迎えを待つという話に改められ、高野も冷泉の追悼として出演を快諾したという。星に帰りたい男の衣裳はフクシンと同様のものである。自転車も装飾倉庫にあった同時代のものを用いており、田口は当時の本物かもしれないと述べている。 第6話のロケ地も『セブン』と同じく小田急線近くの多摩川沿いで行われたが、多摩川の地形自体が当時と変わっているため、高野の証言により当時と似せた位置で撮影している。
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