『ぞうのババール』絵本シリーズ
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「ローラン・ド・ブリュノフ」の記事における「『ぞうのババール』絵本シリーズ」の解説
ド・ブリュノフ父子の絵本シリーズの始まりは、もともとローランの母セシルが話したもので、子供たちにせがまれて父ジャンが1931年出版の『ぞうのババール、こどものころのおはなし』(仏語題名:L'Histoire de Babar, le petit éléphant、英語題名:The Story of Babar, the Little Elephant) 他全部で5冊の本を出版している。父が若くして結核で亡くなると、ローランは残された原稿をもとに2冊の本『ババールの家族』(Babar en famille、1938年)と『ババールとサンタクロース』(Babar et le Père Noël、1941年)を完成・出版している。 その後ローランは自身で、1946年の21歳の時に『ババールといたずらアルチュール』(仏文:Babar et ce coquin d’Arthur、英文:Babar's Cousin, That Rascal Arthur)を出版したのを手始めに、これまで約50冊のシリーズを書いてきた。このシリーズは各国語にも翻訳されて、世界の子供たちに親しまれている。 最近のインタビューでは、ババール・シリーズのテキストは妻のフィリスが書いてきており 、2017年出版の『ババールのパリ・ガイド』(仮題、英語原題:Babar's Guide to Paris) )がババール・シリーズの最後になる、といっている。例えば、最新作の英語版Babar's Guide to Paris(下記)が2017年2月に出てから、半年以上経ってからフランス語版Babar à Parisが2017年11月出ている。
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