『さびまみれのバビロン』の登場人物
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不破 明日那(ふわ あすな) 登場作品:『さびまみれのバビロン』 記憶喪失の少女。なぜかブギーポップの衣装を持っていた。由紀子と成城とともに自分の記憶を求めていく中で、自分が人間ではないことに気が付いていく。 狭間 由紀子(はざま ゆきこ) 登場作品:『さびまみれのバビロン』 自分自身が平凡であることにイライラしている少女。ブギーポップを求めて明日那、成城とともに行動する。高圧的な性格だが、それはある感情が欠落しているためである。 成城 沙依子(なるぎ さよこ) 登場作品:『さびまみれのバビロン』 言動・行動ともに機械的な少女。その正体は統和機構の合成人間であり、足の裏から分子を分解する衝撃波を放つ「フットプリンツ」の能力を持つ。心にかつて自分と訓練した合成人間「ユージン」の妄想を持っており、心の支えにしている。 バーゲン・ワーゲン・シュバルツ 登場作品:『さびまみれのバビロン』『ビートのディシプリン』『ポルシェ式ヤークトティーガー』『すずめばちがサヨナラというとき』 成城沙依子の教官であり上司。 諸山文彦(もろやま ふみひこ) 登場作品:『さびまみれのバビロン』 明日那のストーカーだったが、フードをかぶったひび割れた少年に襲撃され、それ以降明日那の記憶のみを失う。 「パラダイム・ラスト」 登場作品:『さびまみれのバビロン』 水乃星透子を信奉していた存在の能力。さまざまな対象に「忘却」を植え付けることができ、死体すら「死んだことを忘れさせる」ことでゾンビ化できる。ブギーポップに殺されてしまった水乃星透子の「記憶」を人々から吸い上げて彼女を復活させようと試みるが、水乃星透子が何を思って生きていたのかということを知っている人間が一人もおらず、それが原因で彼女を復活させることができない現状に絶望していた。 最終的に彼女を殺したブギーポップの「記憶」からならば彼女の真意を探れるのではと考え「忘却」の能力で襲撃を試みるが、ブギーポップの中の水乃星透子の「記憶」が水乃星透子の復活を拒んだのを目の当たりにし、その場で力尽きた。
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