「HG」のキャラ確立について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 23:45 UTC 版)
「レイザーラモンHG」の記事における「「HG」のキャラ確立について」の解説
デビューしてからは本名の住谷正樹として主にプロレスネタを中心にしていたが、女性客にはほとんどウケず、模索を続ける日々が続くも好転することはなかった。ヤケになり客をドン引きさせようと腰を激しく振ってネタを披露したところ、女子高生の観客に大ウケし、その後、2002年にbaseよしもとに出演した際にも腰を激しくグラインドしながらダンスをしたところ、共演していたケンドーコバヤシが「お前はハードゲイか!」とツッコんだことがハードゲイキャラクター誕生のきっかけとされる。その後、吉本新喜劇の舞台や「吉本オールスター大運動会」等で、キャラクターを確立させていった。 「爆笑問題のバク天!」に出演し始めた頃は「レイザーラモン住谷」と名乗っていたが、ハードゲイキャラクターであるのか、キャラクターの無い状態であるのかが分かりにくかったため、2005年春頃から「レイザーラモンHG」もしくは「HG」と一本化された。HGのブレイクにあやかり、相方の出渕誠がレイザーラモンRG(Real Gay)というHGを真似たキャラクターで活動を始める。当時は「レイザーラモンHG」と「住谷正樹」は別人格ということにされていた。サングラスについては「外されると住谷君に戻る」と述べた。HGは「ハードゲイ」の略称であるが、『コロコロコミック』など場合によっては「ハイグレード」の略称になっていた時もある。 ハードゲイキャラは入念に練り上げられており、大阪のゲイが集まる店などに通って話を聞いた他、ニューハーフパブでボーイとして働くなどしたという。上京後も新宿2丁目の店や、おすぎとピーコ、ピーターの元へ挨拶に行ったという。 写真週刊誌「フライデー」の2006年3月17日号に、タレントの住谷杏奈(当時の芸名は鈴木杏奈)とのデートの現場を撮影された記事が掲載される。後に結婚し入籍した際は、「住谷正樹が結婚したのであり、HGはゲイなので独身である」との見解を出して別人格であることを強調した。そのためHGは住谷正樹に対して祝辞を送っていた。杏奈夫人の妊娠発表の際もHGとしてお祝いしている。 2008年頃には往年の勢いをふまえた、「あの頃のフォー!!!」が繰り出されるようになった。ブレイク時は吉本公認の衣装なども発売されたが、同時期に別なメーカーから発売された「ハードなお兄さん」と言う類似品にも「ハイグレード」と明記されており、2009年には『S-1バトル』にHG自ら類似品の発売元に詳細を問い合わせた動画で参戦している。 2021年2月4日配信の「かまいったーTV」より久々にキャラクターが復活したが、HGは「ホットガイ」の略称となった。
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