「黒衣の伯爵夫人」登場キャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 15:12 UTC 版)
「ベルサイユのばら」の記事における「「黒衣の伯爵夫人」登場キャラクター」の解説
オルタンス・ド・ラ・ローランシー オスカルの一番上の姉 で、ル・ルーの母親。立派に成長した妹を誇らしく思っている。また、ませた娘には手を焼いている。裁縫が下手らしい。 ローランシー伯 オルタンスの夫。ル・ルーの父。オスカルからは「義兄上」と呼ばれている。3コマだけの登場。髭が特徴。 ル・ルー・ド・ラ・ローランシー 6歳。オルタンスの一人娘で、オスカルの姪。妙に大人を食ったところがある。爆発したような天然パーマをツインテールにしており、愛嬌がある。オルタンスが作ったル・ルー人形を常に持っており、事件解決にも役立てて見せた。ロザリーに懐き、仲良くなる。当人はいずれ美人になると思っているが、アンドレにしてみれば、「無理だろう」とのこと。 後述の『Kids』では誕生日が3月24日。モデルも存在していることも判明している。 エリザベート・ド・モンテクレール モンテクレール城に住む美貌の伯爵夫人。時計技師に殺人人形「リオネル」を作らせ、その人形で大勢の少女を殺害。その血で沐浴することで、自らの若さと美を保てると信じていた。エリザベート・バートリがモデル。オスカルの拒絶と犯行の露見により、リオネルによる死を選ぶ。 リオネル モンテクレール城に住む美しい青年。モンテクレール伯爵夫人の甥という触れ込みだが、その正体は精巧なぜんまい仕掛けの人形で、鉄の身体の上に人間そっくりの皮膚が被せてある。胸飾りの宝石を押すと動き出し、ゆっくりと両手を広げまっすぐに犠牲者に近づき、恐ろしい力で拘束して胸部から突き出す刃で殺害する。背中の真ん中を押すと停止する。 ルフェビュール侯夫人 ローランシー伯の遠縁にあたる貴婦人。娘のカロリーヌを連れてローランシー家の舞踏会に出席する。 カロリーヌ・ド・ルフェビュール ルフェビュール侯爵家の令嬢。オスカルに付き添うロザリーに嫉妬して意地悪を仕掛けるが、モンテクレール伯爵夫人によりリオネルを使って殺害される。 アンリ・ジョベール フランス一の腕を持つと言われる時計技師。モンテクレール伯爵夫人に脅迫されてリオネルを無理やり作らされた後、目を潰されて地下牢に幽閉されていた。
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