「民主統合党」結成
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「民主党 (韓国 2011-2014)」の記事における「「民主統合党」結成」の解説
2011年11月3日、民主党の孫鶴圭代表は2012年に予定されている総選挙と大統領選挙での勝利に向け、民主進歩勢力を統合した「民主進歩統合政党」の年内結成を表明した。当初、民主労働党や国民参与党も含めた広範な勢力結集を目指したが、両党は反対あるいは消極的な姿勢を採ったため、統合は民主党と「革新と統合」(以下、革統)及び韓国労総、親民主系市民団体によって推進されることになった。 11月13日に「民主進歩統合政党発足連席会議」(以下、連席会議)の準備会を開催。11月20日、民主党と革統、韓国労総、市民社会団体(進歩統合市民会議、福祉国家ソサエティー)が参加した連席会議の初会議が行われ、統合政党を12月17日までに発足させることで合意。12月7日、民主党と市民統合党(革統が統合政党に合流するために同日結成した政党)は、統合政党の指導部を代議員と党員・市民で構成される選挙人団(構成比は代議員30%+党員・市民70%)によって選出することや、略称は「民主党」とするなどの統合ルールに最終合意した。 最終合意を受け、民主党は全党大会を開催、統合反対派代議員による乱闘などが発生したものの、市民統合党や韓国労総との統合政党議案を賛成多数で可決した。統合議案可決を受け、民主党は12日より市民統合党や韓国労総と統合会議を行い、党名や綱領、党規・党憲の制定、指導部選出方法など詰めの協議を進めた。党名については、民主党と市民統合党の両者が公募を行い「統合民主党」や「市民民主党」など3候補が出されたが、「民主統合党」で選挙管理委員会に登録されることになった。
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