「形/色」の定義とは? わかりやすく解説

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「形/色」の定義

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 06:08 UTC 版)

メノン (対話篇)」の記事における「「形/色」の定義」の解説

7. ソクラテスは、「形」を例に、共通同一の定義を要求試しに「形」とは「色に随伴しているもの」という例を挙げてみる。メノンは、それでは不明瞭な語である「色」の再定義が必要になるので、間が抜けた定義だと指摘。 8. ソクラテスは、ソフィストであれば先程の定義でもいいだろうが、自分達は問答法やっているのだから、合意確認を経ながら話を進めていこうと前置きし、「終わり」「限界」「端」「平面」「立体」などを確認しつつ、「立体がそこで限られるもの」「立体限界」という定義を提示。 9. メノンに「色」の場合はどうなるかを問われソクラテスは、エンペドクレスの「感覚外物から流出した微粒子感覚器官の孔から入って生ずる」という説を引き合い出しつつ、「色」とは「その大きさ視覚適合して感覚されるところの、形から発出される流出物である」という定義を提示するメノンは、称讃する。ソクラテスは、今回の定義はものものしいので、メノン気に入っているかもしれないが、自分は前の定義の方が優れていると思うと述べる。

※この「「形/色」の定義」の解説は、「メノン (対話篇)」の解説の一部です。
「「形/色」の定義」を含む「メノン (対話篇)」の記事については、「メノン (対話篇)」の概要を参照ください。

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