「国民的行事」へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:33 UTC 版)
「M-1グランプリ」の記事における「「国民的行事」へ」の解説
第14回(2018年)で霜降り明星が優勝。結成10年以内のコンビとしての優勝は大会復活後では初であり、優勝の史上最年少記録を更新した。第15回(2019年)からチーフプロデューサーとなった朝日放送テレビの田中和也は霜降り明星の優勝について、「“史上最年少優勝”ということももちろん大きいですけど、彼らの世代、すなわち結成10年以内のコンビでも勝てるんだということが証明されたのが大きいですよね」と語り、M-1の歴史において重要な出来事だと評した。 第15回(2019年)では当時無名だったミルクボーイがファーストラウンドにおいて、歴代最高得点となる681点を記録し優勝した。2位のかまいたち、3位のぺこぱ、4位の和牛の得点が650点を超え、審査員の松本人志が「過去最高と言ってもいいかもしれない」と総括するなど、大きな盛り上がりを見せた。 第16回(2020年)ではマヂカルラブリーが激戦を制し、優勝した。マヂカルラブリーが最終決戦で披露したネタは野田クリスタルがほぼ無言で舞台を動き回る異色の漫才だったことで、一部の視聴者からSNSなどで「あれは漫才なのか」との声が上がり、論争となった。 2021年1月19日、朝日放送テレビの山本晋也社長は新春社長記者会見で、いわゆる“漫才論争”について「漫才とはどういうものだという定義の問題も含めて、みなさんのいろいろな場面で議論があった。M-1が国民的行事になり、視聴者も巻き込み、議論が展開されているんだなと思った」「いろんな議論があってもいい。(M-1グランプリは)いま一番、おもしろいものを決める大会でいいのかなと思う」と語った。
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