「国民健康保険発祥」の地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 02:13 UTC 版)
旧越ヶ谷町が1935年(昭和10年)に発足させた、一般住民を対象とした日本初の健康保険制度「越ヶ谷順正会」は、1938年(昭和13年)の国民健康保険法(旧法)施行よりも3年早く発足している。このため、越谷市は「越ヶ谷順正会」を「国民健康保険の発祥」と称しており、国民健康保険法施行10周年を記念して、1948年(昭和23年)には「越ヶ谷順正会」を顕彰する「相扶共済の碑」が、現在の市役所敷地内に立てられている。 町の財政建て直しと滞納税を一掃するために、有志が無尽講を設立した。そして病気が貧困の大きな原因となっていることから、その無尽講の利益で設立された。当時、勤労者を対象とした健康保険制度はあったが、農漁業、自営業者を対象とした健康保険制度はまだ無かった。
※この「「国民健康保険発祥」の地」の解説は、「越谷市」の解説の一部です。
「「国民健康保険発祥」の地」を含む「越谷市」の記事については、「越谷市」の概要を参照ください。
- 「国民健康保険発祥」の地のページへのリンク