「国民運動本部」結成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 16:18 UTC 版)
「6月民主抗争」の記事における「「国民運動本部」結成」の解説
この「4・13護憲措置」に対し、在野勢力や野党は一斉に反発、折しも1月15日にソウル大学校学生の朴鍾哲が警察による拷問で死亡した事件とそれに係わる隠蔽工作の発覚で政権の道徳性に対する批判が高まっていただけに、民主化の機運が更に盛り上がった。そして、5月27日に野党も含む広範な反政府勢力を結集した「民主憲法争取国民運動本部」(以下、国民運動本部)が結成され、4・13護憲措置撤廃、大統領の直接選挙制改憲を最大要求に掲げることで国民の支持を広げることが出来た。また、国本が結成される1週間ほど前の18日には、天主教正義具現全国司祭団の金勝勲神父が、朴鍾哲拷問致死事件についてさらなる真相を明らかにしたことで、政権に対する国民の不満に火をつける結果となった。
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