「パンくん&ジェームス」とのタイアップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 05:23 UTC 版)
「高校生のコメロンパン」の記事における「「パンくん&ジェームス」とのタイアップ」の解説
高校生らは製品には自信があったが、全国での知名度はないと考え、知名度アップのために、阿蘇市にある動物園「阿蘇カドリー・ドミニオン」の、テレビの全国放送で人気のある「チンパンジーのパンくんとブルドッグのジェームズ」とのタイアップを企図し、カドリードミニオンの子会社「阿蘇デリシャス」を訪ねた。高校生らは米粉のメロンパンをプレゼンテーションしたところ、「高校生の皆さんの夢をかなえましょう!」と、カドリー・ドミニオンの小笠原徹朗社長(阿蘇デリシャス社・会長)に、パンくん&ジェームスとタイアップを快諾させることに成功した。のちに小笠原社長は次のように考えたと語った。 地元の素材を有効活用してプレミアムな商品をつくり、全国に展開するということが阿蘇デリシャスの企業理念とマッチした。また、開発した商品を市場で販路に乗せるという試みは、高校生にとって素晴らしい経験になると考えた — 小笠原徹朗社長 『くまもと経済』より 「地元の素材で、全国展開」を夢見ていたオーナーと意見が一致したのである。また、スーパー勤務経験を持つ阿蘇デリシャス社の常務取締役は「小麦粉と米粉の生地、そしてだんごという加熱温度の異なる素材の組み合わせは、パンのプロにはない斬新な発想。食味もよい!」と感嘆している。しかしそれは量産化に向けて高い技術が必要なことを意味し、長く愛される商品として育てるには、パッケージデザインをはじめ、さらに付加価値が必要となった。
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