「ドナルド・マクドナルド・ハウス」事件
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「天龍人 (ネット用語)」の記事における「「ドナルド・マクドナルド・ハウス」事件」の解説
ルシファー・チュー レオン・ダイ 連勝文 柯文哲(2014年 - 台北市長) 2012年7月、マクドナルド台湾法人は自社の慈善基金で台北市大安区錦安里に重症小児がん患者とその家族への支援施設『ドナルド・マクドナルド・ハウス』を設立しようとした。しかし当該地域住民は地価への影響を憂慮し猛烈な反対運動を展開、オンラインで自身たちの怒りをぶちまけた。記者の取材時に錦安里長は『反対しているのは一部だけであり全体ではない』と語っていた。 これに対し『宅神』(オタクの神様)と言われる人気作家の朱学恒(ルシファー・チュー)(中国語版)は住人たちを「『天龍国』に長く住みすぎだ。」などと痛烈に批判しただけでなく、東森記者からの伝聞としたうえで、「チラシを配ってまで反対を推進している一部住人を取材した記者が『彼らは自分たちを権威がある高級公務員と言っていた』」と自身のFacebook上で暴露した。 同日にTVBSが電話取材をした住民の1人は「健常者が来るなら私たちもこんなに反対はしない!」と口走った。 錦安里の里長は「彼らは知りもしない外国や後進国の難病児のことまで気にかけている。それが伝染病であっても」と擁護したものの、鄰長は「癌が伝染しないなんて嘘だ」と言われたという。 俳優、映画監督の戴立忍(レオン・ダイ)はこの騒動に対し「『天龍国』という言葉は一連の不遜行為の形容詞であって、特定地域を指すものではない。」とコメントしている。 翌2013年4月にマクドナルド・ハウスが無事落成、オープンを迎えた。錦安里長は「圏内の商店従業員や住民100人超がハウスのボランティアに志願しているだけでなく基金への寄付も行ったし、これからも利用者に寄り添っていく。『私たちは天龍國の住民ではない。』」と強調した。
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