「ウィザードリィ外伝」シリーズ
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シナリオ#1-5の家庭用ゲーム機への移植を行なったアスキーが、ウィザードリィ#1-5の基本的なシステムを崩すことなく新味を取り入れて制作した、日本オリジナルのシナリオである。BGM作曲は一貫して藤原いくろうが行っている。開発スタッフの一人である金田剛が2021年のチャットインタビューで語ったところによると、当時は印刷したダンジョンの図面をもとに壁やダークゾーンなどの座標を一つ一つ手動で入力していたとされている。『外伝II』でディレクターを務めた徳永剛も同じインタビューの中でマップデータの入力に苦労していたと話しており、壁のレイアウトを間違えて開発中に「*いしのなかにいる*」という状態を誘発してしまったことを明かしている。また、シリーズが進むにつれてデータ量が増えていった上、少し容量が上がるだけでゲームボーイ用のROMの製造原価が数百円も高くなるため、シリーズ後期はコストカットに悩んだと金田は前述のチャットインタビューの中で話している。 なお、外伝I・外伝IIについては、後にWizardryの版権の関わる部分を変更し、「ネザードメイン」というタイトルで携帯電話アプリに移植されている。
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