《百日紅》の正しい読み方
「百日紅」の正しい読み方
百日紅は主に「さるすべり」と読む。「ひゃくじつこう」も正しい読み方であるが、一般的には「さるすべり」と読まれる場合が多い。なお「ひゃくにちこう」とは読まない。百日紅を「さるすべり」と読むのは、いわゆる熟字訓である。「百日紅」という熟字においてのみ「さるすべり」と読まれるのであって、個々の字が「百(さる)日(す)紅(べり)?」のように読めるわけではない。
「百日紅」の意味解説
百日紅は、ミソハギ科の落葉高木のことである。「サルスベリ」とカナ表記されることも多い。百日紅の樹皮は非情になめらかで、猿も滑るほどすべすべという意味で「さるすべり」の名がついたとされている。サルスベリは夏頃に一斉に淡紅色や白色の花を咲かせる。ちなみに百日紅の花言葉は「雄弁」「不用意」「愛嬌」などである。
なぜ「百日紅」というのか・理由
百日紅という漢字表記の由来は、中国唐代、サルスベリの花が100日間咲き続けたという伝説にちなんでいるとされる。- 《百日紅》の正しい読み方のページへのリンク