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硫酸鉄(II)

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/17 16:08 UTC 版)

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硫酸鉄(II)
別名 硫酸第一鉄
組成式 FeSO4/7H2O
式量 無水和物:151.908 g/mol
一水和物:169.923 g/mol
四水和物:224.120 g/mol
五水和物:242.135 g/mol
七水和物:278.05 g/mol
形状 青緑または白色の結晶
密度 1.898 g/cm3,
融点 64 ℃
沸点 90 ℃(一水和物になる)

硫酸鉄(II)(りゅうさんてつ、Iron(II) sulfate)は、組成式 FeSO4または7H2Oの化合物。比重は無水物では3.346、七水和物(化学式:FeSO4·7H2O)では1.895で、青緑色の結晶(緑礬とも呼ばれる)。鉄に希硫酸を加えて反応させて得ることができる。水に可溶。空気中で徐々に酸化され表面に黄褐色の塩基性硫酸鉄(III) Fe(OH)SO4 を生じる。加熱すると結晶水を失い、80–123 ℃で1水和物、300 ℃で無水和物となる。お歯黒インキ紺青の製造原料、還元剤媒染剤医薬、木材防腐剤などに利用される。

硫酸鉄(II) は食品添加物として認められているが、硫酸鉄(III) は認められていない。硫酸鉄(II) を食品に使用した場合の表示は「硫酸鉄」または「硫酸第一鉄」となる。

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