硫酸第一マンガン
硫酸マンガン(II)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 04:17 UTC 版)
硫酸マンガン(II)(英: manganese(II) sulfate) はマンガンの硫酸塩で、化学式MnSO4で表される無機化合物である。 多くの金属硫酸塩と同様に無水物といくつかの水和物があり、一・四・五・七水和物が知られている。中でも一水和物が一般的である。無水物は無色で潮解性のある固体である。水和物はいずれも、二価のマンガン塩に特徴的な、淡いピンク色をした固体である。これらは天然にはズミク石(Szmikite、一水和物)、アイレス石(Ilesite、四水和物)、上国石(Jokokuite、五水和物)、マラー石(Mallardite、七水和物)として産出する。
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- ^ a b Arno H. Reidies "Manganese Compounds" Ullmann's Encyclopedia of Chemical Technology 2007; John Wiley
- ^ 田川博章 1986. 金属硫酸塩の熱分析. 横浜国大研究紀要 13:57-56
- ^ John R. Ruhoff (1943). "n-Heptanoic acid". Organic Syntheses (英語).; Collective Volume, 2, p. 315
- ^ a b 国際化学物質安全性カード
- ^ 製品安全データシート(昭和化学)
- 1 硫酸マンガン(II)とは
- 2 硫酸マンガン(II)の概要
- 3 脚注
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