上国石(Jokokuite)
北海道檜山郡上ノ国町上国鉱山
Mn2+SO4.5H2O 画像の幅約3.8cm
薄いピンク色をした上国石の標本です。
鉱山の坑内にできた鍾乳石として産出した鉱物で、内部に含まれる
結晶水が不安定なため、室内に放置するとスズミカイト(Szmikite)
やイレサイト(Ilesite)に変質してしまいます。
1977年に東北大学の南部松夫氏らによって北海道の上国鉱山で
発見された鉱物です。
上国石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/23 00:26 UTC 版)
上国石(じょうこくせき、Jokokuite)とは、鉱物(硫酸塩鉱物)の一種。化学組成は Mn(SO4)・5H2O 、結晶系は三斜晶系[1][2]。
- ^ a b c d e f g Jokokuite mindat
- ^ a b Jokokuite Mineral Data Mineralogy Database
- ^ a b 松原聡 『フィールドベスト図鑑 vol.15 日本の鉱物』株式会社学習研究社、2006年。ISBN 4-05-402013-5。
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