好く

デジタル大辞泉

よく【善く／良く／^▽好く／^▽能く／^▽克く】

読み方：よく

［副］《形容詞「よい」の連用形から》

１ 念を入れてするさま。十分に。「歯を—磨く」「—勉強しなさい」

２ 程度がはなはだしいさま。非常に。たいそう。「あの親子は—似ている」

３ その状態・条件にふさわしいさま。巧みに。うまく。「—書けました」「—設計された家」

４ 困難なことをしたり、考えられないような喜ばしい結果を得たりして感じ入るさま。本当にまあ。よくぞ。「—来てくれました」「月給だけで—やっていけるね」

５ 相手の非常識な言動などを非難するさま。4を反語的にいう語。よくもまあ。「—のこのこと来られたものだ」

６ 何度も同じことをするさま。しばしば。たびたび。「—物忘れする」「—行く店」

す・く【好く】

読み方：すく

［動カ五（四）］

１ 人や物事に心が引きつけられる。魅力を感じる。このむ。「だれからも—・かれる」「かけ事はどうも—・かない」

２ 恋愛感情をいだく。「—・いて—・かれて一緒になる」「—・いたどうし」

３ 風流の道に心を寄せる。

「よき人はひとへに—・けるさまにもみえず、興ずるさまも等閑(なほざり)なり」〈徒然・一三七〉

４ 好色である。多情である。

「—・きたる罪重かるべし」〈源・帚木〉

日本語活用形辞書

好く

読み方：えく、よく

【文語】ク活用の形容詞「好し」の連用形。

終止形

好し  » 「好し」の意味を調べる

用例

心好く

好く

読み方：えく、いく、よく

形容詞「好い」の連用形。

終止形

好い  » 「好い」の意味を調べる

用例

心好く

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大阪弁

好く

大阪弁	訳語	解説
好く	好きになる 喜歡	連用形は「好き」となり、形容動詞としても活用する。否定は「好かん」、過去形は「好いた」、受動形は「好かれる」。

博多弁辞典

す・く【好く】

方言	意味・解説
す・く【好く】	（他動五）好きだ。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

好く

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 11:38 UTC 版)

和語の漢字表記

好く（すく）

1. 「すく」を参照。

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「 好く」の例文・使い方・用例・文例

• 本は好く売れる
• この品は好く売れる
• この品は値段にしては好く売れる
• この新聞は実業界に好く売れる
• 写真が好く映った
• 君の顔は好く映る
• 赤と緑は好く映る
• 紺地に金は好く映る
• その洋服は君に好く映る
• 主人公の人物が好く写してある
• この小説は好く実を写している
• 使いをやるよりも君自身で行く方が好くはないか
• からだを遊ばせるのは好くない
• 彼は馬術を好くする
• 意外に好くできた