オフレコとは? わかりやすく解説

オフ‐レコ

非公式の、の意のoff the recordの略》記者会見などで、記録公表をしないことを条件にすること。また、そうした条件でする発言記録外。「これから先の話は—にしたい」⇔オンレコ

「オフ‐レコ」に似た言葉

オフレコ

作者春口裕子

収載図書イジ
出版社双葉社
刊行年月2008.1


オフレコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/09 00:18 UTC 版)

オフレコ英語: off the record、記録にとどめないこと)とは、談話などを公表しないこと、または非公式なものとすることを指す報道用語である。談話の内容を非公開とすることを発言者と取材者全員が事前に約した上で、本音を話してもらうことである。したがって、双方が事前に約束することなく発言者が発言し、発言後に「オフレコ」とマスコミ側へ依頼又は脅迫しても、オフレコの条件を満たさない[1][2]


  1. ^ a b “大臣の「これはオフレコ」に反論せず 「記者たちはなめられている」”. J-CASTニュース (ジェイ・キャスト). (2011年7月7日). https://www.j-cast.com/2011/07/06100713.html?p=all 2011年7月7日閲覧。 
  2. ^ a b c d e 「書いたらその社は終わり」と言われ、なぜ記者は怒らなかったのか”. ITmedia ビジネスオンライン (2011年7月14日). 2023年2月3日閲覧。
  3. ^ オフレコ』 - コトバンク
  4. ^ 2009年3月11日 読売新聞「政治の豆知識 オフレコ懇談とは」
  5. ^ a b c オフレコ発言 重大性鑑み実名報道も 情報源秘匿が前提【大型サイド】|あなたの静岡新聞”. 静岡新聞. 2023年6月24日閲覧。
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  7. ^ a b 【ニュース裏表 平井文夫】取材対象への約束違反では?「オフレコ解除」というフシギ 暴言秘書官の更迭を考える 何が「重大」なのかは誰が決めるのか(2/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト”. 株式会社産経デジタル. 2023年6月24日閲覧。
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  11. ^ 2009年6月10日 1:29 AM 2009年6月10日 1:38 AM 2009年6月10日 1:46 AM 岩上安身twitter
  12. ^ a b c d [1]ウォーターゲート事件ディープスロートさえ「オフレコ」取材ではなかった米国新聞の「ルール」 権力者に利用される日本の安易なオフレコ取材 牧野洋の「ジャーナリズムは死んだか」 2011年01月06日
  13. ^ 斎藤勉 「漆間発言」とメディア 取材源、安易に暴露していいのか 2009.3.11 12:09
  14. ^ Carter, Bill (1995年5月22日). “The Empty Chair” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/1995/05/22/us/the-empty-chair.html 2023年2月3日閲覧。 
  15. ^ 『ジャーナリズム崩壊』 P217
  16. ^ 上杉隆 (2009年3月12日). “漆間発言で思う、「オフレコ」を当然と思う日本メディアの甘さ”. DIAMOND online. 2010年4月18日閲覧。
  17. ^ 栗田亘 (2008年11月18日). “その記事の出どころは?”. 新s. 2010年4月20日閲覧。
  18. ^ 天野勝文 & 橋場義之 2008, p. 96.
  19. ^ a b 松林薫 2016, p. 50.
  20. ^ a b 松林薫 2016, p. 52.
  21. ^ a b 松林薫 2016, p. 53.
  22. ^ 「"筋"の話」『新聞をどう読むか』現代新書編集部編、講談社現代新書、1986年、pp.74-76.
  23. ^ 「小沢オフレコ暴露記者 タブー破りの真相」『週刊朝日』1994年9月30日号
  24. ^ ^櫻井よしこ「オピニオン縦横無尽 文春に"小沢一郎との訣別"を書いた田崎史郎氏の記者失格」『週刊ダイヤモンド』1994年9月24日号
  25. ^ 「ジャーナリストの現場から 記者クラブ制度の罪と罰 小沢一郎番記者『オフレコメモ』公開への是非」『週刊現代』1994年10月1日号。
  26. ^ ^田崎史郎『政治家失格 なぜ日本の政治はダメなのか』文春新書、2009年、pp.143-152
  27. ^ 柴田鉄治「戦後五〇年から二一世紀へ 新聞はいま」『21世紀のマスコミ 新聞 転機に立つ新聞ジャーナリズムのゆくえ』大月書店、1997年、p.87
  28. ^ 柴田(1997年)、pp.85-88.
  29. ^ a b 天野勝文 & 橋場義之 2008, p. 97.
  30. ^ 太田誠一より悪質!福田官房長官『レイフ擁護』 オフレコ会見、女性記者猛反発『全録音』」『週刊文春』2003年7月10日号、pp.27-29.
  31. ^ 「福田官房長官」『レイプ擁護』発言 国会『偽証』の決定的証拠」『週刊文春』2003年7月17日号
  32. ^ 民主、漆間副長官追及へ 「自民に波及せず」発言でarchive :2009-03-10) - 共同通信社 2009年3月7日
  33. ^ 違法献金:「自民党に波及せず」発言は漆間官房副長官 - 毎日新聞 2009年3月8日
  34. ^ 沖縄防衛局長「犯す前に言いますか」と発言 - 朝日新聞 2011年11月29日
  35. ^ 沖縄防衛局長「暴言」琉球新報だけ報道―他紙の記者は聞き流した? - J-CAST テレビウォッチ 2011年11月30日
  36. ^ オフレコ取材報道の経緯 性的少数者傷つける発言「重大な問題」 - 毎日新聞 2023年2月4日
  37. ^ 荒井秘書官、LGBTは「嫌」 岸田首相「言語道断」、更迭へ―政権打撃”. 時事通信社 (2023年2月4日). 2023年2月4日閲覧。
  38. ^ 岸田首相 同性婚「見るのも嫌だ」などと発言の荒井秘書官 更迭 - NHK NEWS WEB 2023年2月4日
  39. ^ ムネオ日記 2009年3月 2009年3月6日(金)を参照
  40. ^ 朝日新聞社2011年7月4日松本復興相、岩手・宮城両知事にきわどい発言連発
  41. ^ 小西氏、サル発言撤回も「切り取られた」法的措置示唆 - 産経ニュース 2023年3月30日
  42. ^ サル発言の小西氏に立民代表「党として謝罪」…参院憲法審の筆頭幹事を解任、党内でも批判広がる - 読売新聞 2023年3月31日



オフレコ!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/11 15:25 UTC 版)

オフレコ!』は、2000年10月18日から2002年9月4日までTBS系列局で放送されていたTBS製作の情報バラエティ番組である。スペシャル版は『超オフレコ!』あるいは『超超オフレコ!』と題して放送されていた。放送時間は毎週水曜 20:00 - 20:54 (日本標準時)、直前の時間帯にミニ番組を編成していなかったTBSのみ19:54からの60分枠で放送。


  1. ^ a b c d “TBS、とんだ"肝試し" 網走刑務所の受刑者墓地、無断で撮影し謝罪=北海道” (日本語). 読売新聞(東京朝刊、札2社): p. 34. (2001年8月18日)  - ヨミダス文書館にて2013年8月26日閲覧。


「オフレコ!」の続きの解説一覧

オフレコ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 13:53 UTC 版)

名詞

オフレコ

  1. 談話などを、公表されない前提で、もしくは非公式のものとして行うこと。

語源

翻訳


「 オフレコ」の例文・使い方・用例・文例

  • 彼女はオフレコでこの話をしてくれた。
  • 言っているのはオフレコですよ.
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