い‐がい〔‐グワイ〕【以外】
い‐がい〔‐グワイ〕【意外】
読み方:いがい
[名・形動]考えていた状態と非常に違っていること。また、そのさま。「事件は—な展開を見せた」「—に背が高い」
「ベランメーに接近した彼の口の利き方にも—を呼んだ」〈漱石・明暗〉
→案外[用法]
[補説] 現在では「意外に」と同様、「意外と知られていない事実」のように「意外と」の形も用いられる。
[派生] いがいさ[名]
い‐がい〔‐がひ〕【×貽貝】
読み方:いがい
イガイ科の二枚貝。浅海の岩などに足糸(そくし)で付着して群生。貝殻は長卵形で殻長12センチくらい。外面は黒褐色、内面は真珠色。肉は春に美味。地方名が多く、せとがい・からすがい・しゅうりがい・にたりがいなどがある。《季 春》
い‐がい〔ヰ‐〕【遺骸】
淡菜
胎貝
貽貝
イガイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/17 06:49 UTC 版)
イガイ(貽貝、淡菜。学名: Mytilus coruscus。繁: 厚殻貽貝、簡: 厚壳贻贝[1] )は、イガイ科に分類される二枚貝の一種。外見は同属の外来種ムラサキイガイ M. galloprovincialis に似るが、イガイは日本沿岸の在来種で、より大型で殻も厚いこと、殻頂が鷲鼻状に曲がること[2]、表面が青みを帯びないことなどで区別できる。またムラサキイガイは波が穏やかな内湾に多いので、生息域でも区別できる[3]。
注釈
出典
- ^ a b c 中国食物事典 1991, p. 394-395.
- ^ a b c 奥谷 2017, p. 1172-1173.
- ^ a b 日本大百科全書 1985b, p. 49.
- ^ a b c 世界文化社 2004, p. 284.
- ^ 久保田信、島袋ときわ「八重山列島,西表島で初めて採集されたイガイ属2種 (軟体動物門,二枚貝綱,イガイ目)」『南紀生物』第38巻第1号、南紀生物同好会、和歌山県御坊市、1996年、27-28頁。
- ^ 本山荻舟『飲食事典』平凡社、1958年12月25日、27頁。
- ^ 南敦「光市黒島で採ったイガイに真珠」『山口生物』第16巻、山口生物学会、1989年、48頁、ISSN 0910-7053。
- ^ 田邉 2012, p. 4.
- ^ 白井祥平「第22章 イガイ(貽貝)類」『貝』 Ⅲ、法政大学出版局〈ものと人間の文化史〉、1997年、851-858頁。ISBN 978-4588208331。
- ^ a b 河野 1991, p. 148-149.
- ^ 萩谷朴『土佐日記全注釈』(三版)角川書店〈日本古典評釈・全注釈叢書〉、1973年3月30日(原著1967年)、188-191頁。doi:10.11501/1673257。
- ^ 日本大百科全書 1985b, p. 50.
- ^ a b 河野 1970, p. 53.
- ^ 農林水産省 2022.
- ^ 田邉 2012, p. 5.
- ^ 青山一浪「阿波の尼塚」『旅と伝説』第7巻第2号、三元社、1934年2月1日、39-40頁、doi:10.11501/1483540。
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