"ミラクル"おじさん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:03 UTC 版)
「ヒシミラクル」の記事における「"ミラクル"おじさん」の解説
おじさんの単勝コロガシ行為(通説)コロガシ競走勝馬投票券購入対象人気オッズ購入金額払い戻し額増分1 NHKマイルカップ ウインクリューガー 9 26.0倍 5万円 130万円 125万円 東京優駿(日本ダービー) ネオユニヴァース 1 02.6倍 50万円 80万円 2 安田記念 アグネスデジタル 4 09.4倍 130万円 1222万円 1092万円 3 宝塚記念 ヒシミラクル 6 16.3倍 1222万円 1億9918万6000円 1億8696万6000円 宝塚記念前日の土曜日、シンボリクリスエスやネオユニヴァース等の対決に注目が集まる中、ヒシミラクルの単勝オッズが1.7倍の1番人気となっていた。これはその日の11時頃、ウインズ新橋を訪れたある男性が、安田記念の的中単勝式勝馬投票券130万円分の払い戻しを行い、得た1222万円を全額、宝塚記念のヒシミラクルの単勝式勝馬投票券購入に充てる「コロガシ」行為をやり遂げたためであった。その男性は目撃情報によれば「サラリーマン風の中年」であり、マスコミなどから「ヒシミラクルおじさん」「ミラクルおじさん」と呼称された。前日発売のオッズを確認したヒシミラクル騎乗の角田は「前日に単勝1番人気になった時は、えっ、なんで?と思った。(大口購入した人がいたという話は)レース前にチラッとは聞いていた」と振り返っている。レースが近づくにつれて馬券売り上げが増加し、ヒシミラクル支持、おじさんの大口投票の存在感が相対的に小さくなり、最終オッズは16.3倍の6番人気に落ち着いている。ただし複勝式は、大口投票の影響で単勝式複勝式の人気が食い違い、オッズに歪みが生じてしまった。単勝6番人気ヒシミラクルが6.4倍の8番人気に対し、例えば単勝8番人気ツルマルボーイは6.1倍の7番人気となってしまっていた。そしてレースが執り行われてヒシミラクルは優勝、男性の単勝式は1億9918万6000円に化け、宝塚記念の1着賞金1憶3200万円よりも高い金額を手にすることとなった。 この「コロガシ」行為について、安田記念の購入金額130万円の出所の考察もなされ、NHKマイルカップのウインクリューガーの5万円的中、または東京優駿(日本ダービー)のネオユニヴァースの50万円的中ではないかというのが通説である。
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