廃墟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/07 09:00 UTC 版)
著名な廃墟愛好家・廃墟写真家
- 池尻清 - 写真家。
- 大畑沙織 - 廃墟写真家。
- 鹿取茂雄 - 岐阜県在住の廃墟愛好家・酷道愛好家。
- 栗原亨 - 2000年代以降の廃墟探索ブームの原動力となった『廃墟の歩き方』シリーズの著者。廃墟愛好家。
- 小林伸一郎 - 廃墟写真家。
- 酒井竜次 - 元雑誌『愛知県漂流』編集長。『ニッポンの廃墟』(2007年)・『廃墟という名の産業遺産』(2008年)など数多くの廃墟関連の書籍を監修・執筆している廃墟愛好家・珍スポット愛好家。
- 中筋純 - 中田薫との共著『廃墟本』シリーズなどで知られている廃墟写真家。
- 中田薫 - 中筋純との共著『廃墟本』シリーズなどで知られている廃墟愛好家。
- HEBU - 写真集『廃墟/工場』シリーズの著者。廃墟・工場写真家。
- 丸田祥三 - 写真家。
- 宮本隆司 - 写真家。1980年代に廃墟や取り壊し中の建造物を撮影した『建築の黙示録』や『九龍城砦』を発表し、廃墟写真ブームの火付け役となった。
- 風間健介 - 写真家。北海道夕張市に居を構え、廃墟となった炭鉱の施設の写真を撮り続けた。写真館を開設し、人の消えた炭鉱遺産を再利用する活動も行っていたが、その後は自身も夕張を離れ、自宅・写真館は廃墟となっている。
その他
- 老朽化した集合住宅(同潤会アパート、香港の九龍城砦など)で、建物の破損が進行し、空き部屋が多くなっているような場合に廃墟と表現される場合もあるが、本来の住民が居住している場合、放置されている訳ではないので、廃墟と呼ぶのは適切ではない。
- 原爆ドームは広島市への原子爆弾投下で崩壊した状態であるが、史跡(世界遺産)として保存され、倒壊しないよう補強などの措置が取られている。
- 造られた当時最新の設備であった炭鉱集合住宅などを史跡として保存することを求める運動があるが、一般に公開する場合は、保守や安全対策(万が一来園者に事故が起きた場合の管理者としての法的責任の問題)など建物を改めて建築するほどの予算が掛かることになり実現は難しい状況にある。
- キリスト教美術では「異教世界の衰微」のシンボルとして「キリストの降誕」の背景などに描かれる。
- デッドモールを「生ける廃墟」と表現されることがある(例:LCワールド本巣本館[17] 、ピエリ守山[18] 、パワーセンター大津[19] 、華南MALL[20])
- シーランド公国は廃墟となったマンセル要塞を不法占拠している。
脚注
注釈
出典
- ^ モヘンジョダロなど。ユネスコ・アジア文化センター『モヘンジョダロ インダス文明の廃墟』1983年11月。
- ^ 廃墟 朽ちゆく美しさ「聖地」マヤカン 観光資源に『朝日新聞』朝刊2021年5月2日(文化面)2021年8月9日閲覧
- ^ 朽ち果てていく廃虚の美しさに着目「変わる廃墟展2019」(2019年3月29日)2021年8月9日閲覧
- ^ 化女沼レジャーランド(宮城県)など。 【列島をあるく】廃墟は遺産 朽ちゆく魅力/元遊園地「聖地」ツアー人気/閉鎖ホテル 住民の力で文化財に『朝日新聞』朝刊2021年8月3日(2021年8月9日閲覧)
- ^ a b 田中真知『美しいをさがす旅にでよう』<地球のカタチ> 白水社 2009年、ISBN 9784560031971 pp.42-44.
- ^ “無法地帯になった廃墟ビル 大麻事件で家宅捜索、違法風俗店営業も <仙台・ホテル木町解体(上)>”. 河北新報オンラインニュース (2021年7月8日). 2021年7月9日閲覧。
- ^ オリンピック会場は荒廃してしまう?遺産として活用できる?【ひでたけのやじうま好奇心】 ニッポン放送、2017年7月25日
- ^ 廃墟となったオリンピック会場のギャラリー ハフポスト、2013年7月13日
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2020年4月16日). “仙台駅前再開発にドンキ名乗り 3年手つかずにようやくメド”. SankeiBiz. 2021年7月9日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “「旧そごう柏」本館跡地、柏市が購入意向 三井不動産と交渉へ 市長表明「駅前緑豊かな空間に」”. 千葉日報 (2023年6月4日). 2023年11月24日閲覧。
- ^ “解体すれば8億円 「廃虚」維持に年300万円 宙に浮く図書館跡”. 毎日新聞. 2023年11月14日閲覧。
- ^ “ヘレナ国際ホテル”. いわきフィルム・コミッション協議会. 2021年8月28日閲覧。
- ^ “ヘレナリゾートいわき ロケーション - ホテルやスタジアムなどのシーンの撮影ロケ地 | 福島いわき市”. helena-international.jp. 2021年8月28日閲覧。
- ^ “ホテル計画とん挫で「幽霊ビル」爆破解体 琵琶湖岸の廃墟跡、生物棲みつく|まいどなニュース”. まいどなニュース (2019年10月21日). 2023年9月10日閲覧。
- ^ 『讀賣新聞』2006年8月30日西部朝刊福岡32頁「『心霊ホテル』30年越し解体」
- ^ A 30-Photo Tour of the Abandoned North Brother IslandCurbed, September 4, 2012
- ^ 巨大モール「LCワールド本巣」廃墟っぷりが大注目 残ったのは「タマネギ無人販売」 J-CASTニュース(2016年9月12日)
- ^ 生ける廃墟モール「ピエリ守山」の行く末は? 店舗ついにヒトケタ、今後は「何も定まってない」 J-CASTニュース、2013年9月24日
- ^ 萱野浦のショッピングセンター「パワーセンター大津」がとうとうカラッポに。最後まで残っていた2店は移転するみたい おおつうしん(2016年4月1日)
- ^ 「世界最大の商店街」は今やゴーストタウン、不動産バブルのツケ 中国 CNN(2013年3月10日17:40 JST)
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- 1 廃墟とは
- 2 廃墟の概要
- 3 概要
- 4 ヴァンダリズムとの関係
- 5 著名な廃墟愛好家・廃墟写真家
- 6 参考文献
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