同志社大学
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教育および研究
組織
学部
神学部
神学部のルーツは同志社英学校に設けられた余科(バイブル・クラス)に求められる。その後幾度かの名称変更を経て1904年に専門学校令による同志社神学校、1912年に専門学校令による同志社大学神学部となり、1920年大学令による同志社大学文学部神学科となった[注 14]。同学科は十五年戦争期におけるキリスト教弾圧や神学校大合同などの逆風の下でも命脈を保ち、終戦後の1947年に旧制神学部、翌年新制神学部となった。
その学風は新島襄やJ.D.デイヴィスらによってもたらされたニューイングランドのピューリタニズム、熊本バンドの思想的根幹となった自由主義神学、昭和初期に芦田慶治や大塚節治らによって植え付けられた弁証法神学が渾然一体となったものと評された[123]。
1999年に神学部神学科と明示される。日本基督教団認可神学校だが、現在は、特定教派の牧師養成のみを目的とせず、一神教を中心に幅広く宗教を学べる学部となっている。キリスト教神学のみならず、ユダヤ教、イスラーム関連科目が設置されていることも特徴。卒業後の進路は他学部と変わらず一般企業への就職が多い。以前は1、2年次は京田辺校地で学び、3、4年次は今出川校地で学んだが、2009年度より全学年を今出川校地へ統合。
- 神学科
文学部
もともと文学部には英文学科、文化学科、社会学科が存在したが、2005年度より社会学科が社会学部へ改組されたのに伴い、文化学科の各専攻が学科へ改組。以前は1、2年次は京田辺校地で学び、3、4年次は今出川校地で学んでいたが、2013年度から全学年を今出川校地に統合。副専攻の制度を設けており、希望者は2年次から各コースの履修を始める。
- 第2部文化学科国文学専攻は2003年3月廃止。
- 副専攻コース
- 学科型副専攻[注 16]
- 英文学コース
- 哲学コース
- 美学芸術学コース
- 文化史学コース
- 国文学コース
- 横断型専攻
- 人文学総合コース
- メディア文化コース
- アジア文化コース
- 国際専修コース
- 学科型副専攻[注 16]
社会学部
現在の同志社大学社会学部の前身は1941年4月に設置された文学部文化学科厚生学専攻。1944年10月に法文学部厚生学科に改組され、1946年4月に文学部社会学科が誕生する。その後、2005年度に社会学部へ改組された。以前は1、2年次は京田辺校地で学び、3、4年次は今出川校地で学んだが、2009年度より全学年を今出川校地へ統合。主に新町キャンパスで学ぶ。
- 社会学科
- 社会福祉学科
- 社会福祉学科は1931年に大学レベルでは日本最初の社会事業学専攻として創設。
- メディア学科
- 1948年の新制大学に合わせて文学部社会学科新聞学専攻として開設された。2004年4月に文学部社会学科メディア学専攻に名称変更され、翌年2005年には社会学部メディア学科に改組される。
- 産業関係学科
- 前身の産業関係学専攻は1966年に設置された。社会学、経済学、法学、医学等の諸学問を範囲とし学際的視野から「働くこと」について学ぶカリキュラムとなっており、産業や労働問題を扱う学科である。
- 教育文化学科
- 社会学部発足以前は、文化学科教育学専攻として設置されていた。社会学部の設置する学科としては唯一異なる学科に属していた。教育文化学科は教員養成を目的としない、教育を学問としてとらえる学科となっている。
法学部
1891年に同志社政法学校が開校したが、1904年に廃止される。現在の法学部の前身は、1912年に専門学校令による同志社大学に開設された政治経済部である。1919年に政治経済部を法学部と改称。1920年には大学令による同志社大学に昇格し、法学部政治学科が誕生した(1923年には法律学科も増設)。1944年に同志社専門学校高等英語部と法律経済部が統合され同志社外事専門学校が設置される。また、同年に大学令による同志社大学の文学部と法学部が統合され、法文学部法経学科となるが、2年後の1946年に法経学部へと再分割され、1948年には新制学部として法学部(法律学科、政治学科)が置かれる。そして1949年に同志社外事専門学校は同志社大学に吸収、1952年に専門学校は廃止され、同志社で政治、法律を学ぶところが一本化される。
以前は1、2年次は京田辺校地で学び、3、4年次は今出川校地で学んでいたが、2013年度から全学年を今出川校地に統合。ゼミは必修ではない。第2部は2004年3月廃止。
- 法律学科
- 政治学科[注 17]
- 国際関係コース
- 現代政治コース
- 歴史・思想コース
経済学部
1891年に同志社政法学校が開校し理財科が置かれたが、1904年に同志社政法学校は廃止される。現在の同志社大学経済学部の前身は、1912年に専門学校令による同志社大学に開設された政治経済部である。1919年に政治経済部を法学部と改称。1920年には大学令による同志社大学に昇格し、法学部経済学科が誕生した。1922年に専門学校令による同志社専門学校に政治経済部が置かれる。1944年に同志社専門学校高等英語部と法律経済部が統合され同志社外事専門学校が設置される。また、同年に大学令による同志社大学の文学部と法学部が統合され、法文学部法経学科となるが、2年後の1946年に法経学部経済学科へと再分割され、1948年には新制学部として同志社大学経済学部が置かれる。そして1949年に同志社外事専門学校は同志社大学に吸収、1952年に専門学校は廃止され、同志社で経済を学ぶところが一本化される。1999年に経済学部経済学科と学科名が明示される。
専門科目のほとんどが週に2回の4単位の授業でカリキュラムが構成されている。1年次春学期に基礎ゼミナールという必修の少人数制ゼミ形式のカリキュラムが組まれている。本格的なゼミは2年次秋学期より履修可能で、必修ではない。そのため、卒業論文も必修ではない。ゼミの数はおよそ50で、各ゼミの人数にかなりばらつきがある。以前は1、2年次は京田辺校地で学び、3、4年次は今出川校地で学んでいたが、2013年度から全学年を今出川校地に統合。第2部は2004年3月廃止。コース制は2005年4月廃止。副専攻制度を設けており、希望者は2年春学期に申請する。
- 経済学科
商学部
現在の商学部の前身は1922年に同志社専門学校の再編時に開設された高等商業部である。その後、1930年12月に高等商業部は同志社高等商業学校として独立。戦時下の1944年に同志社経済専門学校に改称される。1949年に同志社大学に商学部が開設され、1949年に同志社経済専門学校は同志社大学商学部に吸収され、同志社経済専門学校は1952年に廃止される。1999年に商学部商学科と明示される。1学年の人数は約800人強で早稲田大学、慶應義塾大学などと比べ小規模な単位での授業が展開されている。ゼミは2年次秋学期より履修可能で、必修ではない。そのため、卒業論文も必修ではない。商学部のカリキュラムが2007年(平成19年)度の特色GP、学生と教員の幸せな出会いをめざす導入教育〜大規模学部における組織的教育改善とその効果の測定〜として採用された。以前は1、2年次は京田辺校地で学び、3、4年次は今出川校地で学んでいたが、2013年度から全学年を今出川校地に統合。第2部は2003年3月廃止。
- 商学科
- 商学総合コース
- 5つの専門科目の学系から主学系と副学系を選ぶ
- フレックス複合コース
- 主学系を選択した上で、商学部専門科目をより深く学習する「専門特化型」か、法学や社会学と言った他領域への学問的関心に対応した「副専攻型」を選ぶ
- 専門科目の学系:「経済・歴史」、「商業・金融」、「貿易・国際」、「企業・経営」、「簿記・会計」
- 商学総合コース
政策学部
2004年に55年ぶりに新設された学部。法学・経済学・社会学などの特定の分野に偏らず、社会科学の幅広い領域を学ぶことができる。全学年を今出川校地(主に新町キャンパス)で学ぶ。
- 政策学科
文化情報学部
2005年に開設された学部。これまで自然科学の分析対象ではなかった「文化」を、「データサイエンス」という手法で探究する文理融合の学部。全学年を京田辺校地で学ぶ。選択科目は文化クラスター科目、データサイエンス科目などで構成。文化クラスター科目は「文化科目」、「言語科目」、「人間行動科目」、「人間社会科目」に分かれ、データサイエンス科目は「データ分析科目」、「基礎数理科目」、「情報・コンピュータ科目」に分かれる。
- 文化情報学科
理工学部
1890年に同志社ハリス理化学校が開校。その後1892年に同志社ハリス理科学校、1897年に同志社高等学部波理須理科学校に名称変更される。1904年に同志社高等学部文科学校と合併し、専門学校令による同志社専門学校が設置されるが、1912年に廃止される。現在の理工学部の前身は、1944年に設置された同志社工業専門学校(電気通信科、機械科、化学工業科)である。1949年には同志社大学に工学部(電気学科、機械学科、工業化学科)が設置され、1954年には夜間の第二部(電気工学科、機械工学科、工業化学科)も設置される。1962年に電気学科を電気工学科、機械学科を機械工学科に改称。1963年3月に第二部は廃止され、1963年4月から電子工学科、機械工学第二学科、化学工学科が増設される。1994年には工学部を全学科を京田辺校地に移転し、知識工学科を増設し、機械工学科を機械システム工学科、機械工学第二学科をエネルギー機械工学科、工業化学科を機能分子工学科、化学工学科を物質化学工学科に改組。 全学年を京田辺校地で学ぶ。2008年度より工学部から改組。
- インテリジェント情報工学科
- 1994年に工学部知識工学科を開設。2006年に知識工学科からインテリジェント情報工学科に改称される。「理工学基礎」、「情報工学」、「知的処理」、「リメディアル」の科目群がある。
- 情報システムデザイン学科
- 2004年に工学部情報システムデザイン学科を開設。「理工学基礎」、「情報科学」、「情報システム」の科目群がある。情報システムの科目群はさらに「システム設計」の科目と「人間・社会科学系」の科目に分類される。
- 電気工学科
- 1949年に工学部電気学科を開設。その後1962年に電気工学科へ名称変更。1年次から「理工学基礎」の科目と「電気工学基礎」の科目を学び、2年次秋学期から「インフラストラクチャ」分野や「パワーエレクトロニクス」分野の科目を学ぶ。
- 電子工学科
- 1963年に工学部電子工学科を開設。1年次から「理工学基礎」の科目と「電子工学基礎」の科目を学び、2年次秋学期から「情報通信」分野や「光・電子デバイス」分野の科目を学ぶ。
- 機械システム工学科
- 材料コース
- 熱・流体コース
- 機力・制御コース
- 理工学コース
- 1949年に工学部機械学科を開設。1962年に機械工学科、1994年に機械システム工学科へ名称変更。入学すると、「理工学共通科目」、「数学・物理科目」、「機械工学基礎科目」から学ぶ。「機械工学専門科目」には、材料コース、熱・流体コース、機力・制御コース、理工学コースがあるが、機械システム工学科では、主に材料コース、機力・制御コースにおいて、機械システム系の研究テーマの基礎となる科目が多く設置されている。
- エネルギー機械工学科
- 材料コース
- 熱・流体コース
- 機力・制御コース
- 理工学コース
- 1963年に工学部機械工学第二学科を開設。1994年にエネルギー機械工学科へ名称変更。入学すると機械システム工学科同様に、「理工学共通科目」、「数学・物理科目」、「機械工学基礎科目」から学ぶ。「機械工学専門科目」も同様に、材料コース、熱・流体コース、機力・制御コース、理工学コースがるが、エネルギー機械工学科では、主に熱・流体コース、機力・制御コース、理工学コースにおいて、エネルギー機械系の研究テーマの基礎となる科目が多く設置されている。
- 機能分子・生命化学科
- 1949年に工学部工業化学科を開設。1994年に機能分子工学科、2008年に機能分子・生命化学科へ名称変更。カリキュラムは、1年次から始まる共通科目のほか、主に3-4年次に学ぶ工学関連科目群と理学関連科目群がある。共通科目には、工学の基礎である数学および物理学について学ぶ科目群や、化学の基礎である物理化学、無機化学、有機化学、生命化学などを学ぶ科目群、実験科目がある。
- 化学システム創成工学科
- マテリアル・プロセスデザインコース
- 環境・バイオテクノロジーコース
- 1963年に化学工学科を開設。1994年に物質化学工学科、2008年に化学システム創成工学科へ名称変更。入学するとまず、「数理基礎」、「化学基礎」、「化学システム工学基礎」の3分野を中心に基礎学力を固めることを目指す。秋学期からは「実験実習」が、2年次からはコース科目が始まる。コースの専門科目を重点的に履修できる一方、両コースにわたって幅広く履修することも可能。
- 環境システム学科
- 2004年に開設。カリキュラムは、大きく「工学・環境科学の基礎」、「環境システム学共通科目」、「環境システム学展開科目」、「実験・実習科目」で構成されている。
- 数理システム学科
- 2008年に開設。2年次から始まる専門科目には、数理分野、情報統計分野、応用数理分野がある。
生命医科学部
全学年を京田辺校地で学ぶ。2008年度に開設。
- 医工学科
- 応用科目は、「ティッシュエンジニアリング」、「バイオメカニクス」、「バイオマテリアル」、「メディカルロボティク」の4分野の科目群に分かれている
- 医情報学科
- 応用科目は、「生体計測」、「脳神経科学」、「情報処理工学」、「生体情報」の4分野の科目群に分かれている
- 医生命システム学科
- 応用科目は、「分子生命」、「神経科学」、「システム生命」の3分野の科目群に分かれている
スポーツ健康科学部
全学年を京田辺校地で学ぶ。2008年度に開設。
- スポーツ健康科学科
- 履修モデル
- 健康科学領域
- トレーニング科学領域
- スポーツ・マネジメント領域
- 履修モデル
心理学部
2009年度に文学部心理学科を心理学部へ改組[128]され、これまでは2年生まで京田辺、それ以降は今出川で分離していたが全学年を京田辺へ統合。
- 心理学科[124]
- 神経・行動心理学コース
- 臨床・社会心理学コース
- 発達・教育心理学コース
グローバル・コミュニケーション学部
2010年度に開設。全学年を京田辺校地で学ぶ。英語コースではアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国13校、中国語コースでは中国、台湾の計3校のいずれかへの留学(1年間)を必修としている。
- グローバル・コミュニケーション学科
- 英語コース
- 中国語コース
- 日本語コース(留学生対象)
グローバル地域文化学部
2013年度に開設。全学年を今出川校地(主に烏丸キャンパス)で学ぶ。
- グローバル地域文化学科
- ヨーロッパコース
- アジア・太平洋コース
- アメリカコース
研究科
神学研究科
1950年に修士課程が開設され、1953年に博士課程が開設される。日本で最も長い歴史を持つ神学教育機関。現在は博士課程の前期課程と後期課程がある。
- 神学専攻
- 前期課程のコース
- 聖書神学研究コース
- 歴史神学研究コース
- 組織神学研究コース
- 実践神学研究コース
- 一神教学際研究コース
- 前期課程のコース
文学研究科
1950年に修士課程が開設され、1953年に博士課程が開設される。2005年度に文学研究科と社会学研究科に分割される。現在は博士課程の前期課程と後期課程がある。
- 哲学専攻
- 英文学・英語学専攻
- 2005年度に英文学専攻から改称。
- 文化史学専攻
- 国文学専攻
- 美学芸術学専攻
社会学研究科
2005年度に文学研究科より分割される。博士課程の前期課程と後期課程がある。
- 社会福祉学専攻
- 1950年に日本最初の大学院社会福祉学専攻として開設される。
- メディア学専攻
- 2005年度に新聞学専攻から改称。
- 教育学専攻
- 社会学専攻
- 産業関係学専攻
法学研究科
1950年に修士課程が開設され、1953年に博士課程が開設される。現在は博士課程の前期課程と後期課程がある。
- 政治学専攻
- 私法学専攻
- 公法学専攻
経済学研究科
1950年に修士課程が開設され、1953年に博士課程が開設される。現在は博士課程の前期課程と後期課程がある。2012年度まで、前期課程の両専攻には「研究職コース」、「政策分析コース」、「国際比較コース」、「キャリアアップコース」が設けられていた。
- 前期課程
- 理論経済学専攻
- 理論分析コース
- 政治経済学・経済史コース
- 応用経済学専攻
- アプライド・エコノミクスコース
- クリエイティブ・エコノミーコース
- 理論経済学専攻
- 後期課程
- 経済政策専攻
商学研究科
1950年に修士課程が開設され、1953年に博士課程が開設される。現在は博士課程の前期課程と後期課程がある。
- 商学専攻
総合政策科学研究科
1995年に独立研究科としてスタート。2009年に5年一貫制の技術・革新的経営専攻を併設した。2012年11月以降は今出川校地・烏丸キャンパスの志高館で学ぶ。
- 総合政策科学専攻
- 博士課程(前期課程)
- 政策研究コース
- ソーシャル・イノベーションコース
- 博士課程(後期課程)
- 公共政策コース
- 企業政策コース
- 国際政策コース
- ソーシャル・イノベーションコース
- 博士課程(前期課程)
- 技術・革新的経営専攻(一貫博士課程)
文化情報学研究科
2007年度に博士課程(前期)、博士課程(後期)が開設される。
- 文化情報学専攻
- 文化資源学コース
- 言語データ科学コース
- 行動データ科学コース
- データ科学基盤コース
理工学研究科
1955年に修士課程が開設された。2012年に工学研究科から理工研究科に改称。博士課程の前期課程と後期課程がある。
- 情報工学専攻
- 2008年度に知識工学専攻から改組
- 電気電子工学専攻
- 2008年度に電気工学専攻から改組
- 機械工学専攻
- 応用化学専攻
- 数理環境科学専攻
生命医科学研究科
2008年度に開設。博士課程の前期課程と後期課程がある。
- 医工学・医情報学専攻
- 医工学コース
- 医情報学コース
- 医生命システム専攻
スポーツ健康科学研究科
2010年度に開設。博士課程の前期課程と後期課程がある。
- スポーツ健康科学専攻
心理学研究科
2009年度に文学研究科心理学専攻を心理学研究科へ改組。博士課程の前期課程と後期課程がある。
- 心理学専攻
- 前期課程のコース
- 心理学コース
- 臨床心理学コース
- 前期課程のコース
グローバル・スタディーズ研究科
2010年度に開設。今出川校地・烏丸キャンパスの志高館で学ぶ。博士課程の前期課程と後期課程がある。
- グローバル・スタディーズ専攻
- アメリカ研究クラスター
- 現代アジア研究クラスター
- グローバル社会研究クラスター
脳科学研究科
2012年度より開設。一貫制博士課程。京田辺校地・学研都市キャンパスに設置されていたが、2015年2月から京田辺に統合。
- 発達加齢脳専攻
司法研究科
専門職学位課程。法科大学院。2004年度に開設される。今出川校地・室町キャンパスの寒梅館で学ぶ。寒梅館には模擬法廷や、24時間使用できる自習室が設置されている。2017年度の新司法試験の合格者数は全国で14位[129]、合格率は17.9%[130]。
- 法務専攻
ビジネス研究科
専門職学位課程。2004年度に開設される。今出川校地・室町キャンパスの寒梅館で学ぶ。2009年秋よりすべての授業を英語で実施するグローバルMBAプログラムが設立される[131]。2023年10月18日にビジネス教育の国際認証機関であるAMBA(The Association of MBAs:英国)からMBAプログラムの国際認証を取得した。2023年10月現在、世界のビジネススクールの約2%、305校のみが国際認証AMBAを取得しており、同志社ビジネススクールの国際認証AMBAの取得は、日本国内のビジネススクールでは4校目で、関西に拠点を置く大学では初となる。[132]
- ビジネス専攻
アメリカ研究科
1991年度に日本で最初のアメリカ研究の独立研究科として修士課程を開設。1993年度に修士課程を博士課程(前期)と改称し、博士課程(後期)を増設。2010年に募集停止。
- アメリカ研究専攻
別科
- 留学生別科(日本語教育センター)
短期大学部
同志社大学では1950年から1958年まで同志社大学短期大学部が存在し、学生募集は1953年度まで行っていた[133]。1954年度より、同志社大学の文・法・経済・商・工の各学部に第2部(夜間部)を設置するに伴い、短期大学の学生募集を停止し、1958年12月10日をもって廃止[134]。それぞれ2部に改組させる。
附属機関
以下の附属機関は2018年4月現在[135]。
- キリスト教文化センター
- 今出川と京田辺に事務室がある[136]。1993年に宗教センターから名称変更
- 学生支援機構
- 学生支援センター
- カウンセリングセンター
- 保健センター
- キャリアセンター
- 教育支援機構
- 教務部
- 全学共通教養教育センター
- 京田辺に設置
- 学習支援・教育開発センター
- 免許資格課程センター
- 今出川に設置
- 入学センター
- 国際連携推進機構
- 国際センター
- 国際教養教育院
- グローバル教育センター
- 日本語・日本文化教育センター
- 国際教育インスティテュート
- EUキャンパス支援質
- 学長室
- 企画課
- 庶務課
- 交友課
- 一貫教育推進課
- 募金課
- 広報部
- 広報課
- 東京オフィス
- 総務部
- 財務部
- 施設部
- 京田辺校地総務部
- 図書館
- アメリカ研究所
- 1958年、今出川に設置
- 人文科学研究所
- 1944年に同志社大学研究所として開設。1957年に人文科学研究所に名称変更。
- ハリス理化学研究所
- 1959年、京田辺に設置。2015年4月、「理工学研究所」から改組。
- 歴史資料館
- 京田辺キャンパス知真館2号館にある。入館料は無料[137]。
- 同志社社史資料センター
- 研究開発推進機構
- リエゾンオフィス
- 知的財産センター
- 先端的教育研究拠点
- 研究センター群
- 寄付研究プロジェクト群
- 大学院高度化推進支援センター
- 高等研究教育機構
- 高等教育院
- 環境保全・実験実習支援センター
- 京田辺に設置
- 男女共同参画推進室
- 倫理審査室
先端的教育研究拠点 | 拠点 | 備考 |
---|---|---|
一神教学際研究センター | 今出川 | 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業選定拠点 |
技術・企業・国際競争力研究センター | 今出川 | 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業選定拠点 |
エネルギー変換教育センター | 京田辺 | 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業選定拠点 |
ライフリスク研究センター | 今出川 |
研究センター | 拠点 | 備考 |
---|---|---|
インフラストラクチャー研究センター | 京田辺 | |
電磁エネルギー応用研究センター | 京田辺 | 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業選定拠点 |
高等教育・学生研究センター | 継志館 | |
文化遺産情報科学研究センター | 京田辺 | |
生体医療材料研究センター | 京田辺 | |
犯罪学研究センター | 今出川 | |
関係論的システムデザイン研究センター | 京田辺 | |
ソーシャル・イノベーション研究センター | 江湖館 | |
国際比較法文化研究センター | 今出川 | |
アフガニスタン平和・開発研究センター | 今出川 | |
古都ローマ・京都歴史遺産研究センター | 今出川 | |
コリア研究センター | 今出川 | |
イノベーティブコンピューティング研究センター | 京田辺 | |
モビリティ研究センター | 京田辺 | |
ニューロセンシング・バイオナビゲーション研究センター | 京田辺 | |
国際ビジネス法務研究センター | 今出川 | |
実証に基づく心理トリートメント研究センター | 京田辺 | |
波動エレクトロニクス研究センター | 京田辺 | |
高次神経機能障害研究センター | 京田辺 | |
先端複合材研究センター | 京田辺 | |
神経疾患研究センター | 学研都市 | |
新エネルギー変換材料研究センター | 京田辺 | |
管径方向分配現象研究センター | 京田辺 | |
治療システム研究センター | 京田辺 | |
ナノ・バイオサイエンス研究センター | 京田辺 | |
市民外交研究センター | 今出川 | |
先端バイオメカニクス研究センター | 京田辺 | |
創造経済研究センター | 今出川 | |
アディポサイト&マッスルサイエンス研究センター | 京田辺 | |
体力医科学研究センター | 京田辺 | |
<奄美-沖縄-琉球>研究センター | 今出川 | |
超音波医科学研究センター | 京田辺 | |
こころの科学研究センター | 京田辺 | |
高機能微粒子研究センター | 京田辺 | |
京都と茶文化研究センター | 今出川 | |
東南アジアのプランテーション研究センター | 今出川 | |
先端医工学研究センター | 京田辺 |
寄付研究プロジェクト | 拠点 | 備考 |
---|---|---|
アンチエイジングリサーチセンター | 京田辺 | 2005年に開設。バイオメディカル研究プロジェクト |
炎症・再生医療研究センター | 今出川 | バイオメディカル研究プロジェクト |
赤ちゃん学研究センター | 京田辺 | 2008年10月に開設。心理学部の主要施設で、同様の研究施設としては日本初。 |
糖化ストレス研究センター | 京田辺 | |
天然物基盤創薬研究センター |
図書館
同志社大学図書館 | |
---|---|
京田辺キャンパス:ラーネッド記念図書館 | |
情報 | |
正式名称 | 同志社大学図書館 |
専門分野 | 総合 |
蔵書数 | 2,721,915冊(2017年4月1日現在)[140](2017:全国大学別蔵書数ランキング14位、全国私大中5位、近畿圏大学中5位、関西私大中2位)[141] |
管理運営 | 同志社大学 |
図書館 |
今出川図書館(今出川校地) ラーネッド記念図書館(京田辺校地) |
同志社の図書館の歴史は1876年に図書縦覧室を設け、創立者である新島襄が自らの書籍を公開、貸し出ししたことが始まりである。1887年に初代図書館(現:有終館)が完成。当時この図書館は日本で最大であった[142]。1915年に2代目図書館(現:啓明館西館)が完成。1920年に現在の啓明館本館が完成した。1973年に現在の今出川図書館が完成。1986年に京田辺校地開校に伴いラーネッド記念図書館が完成。ラーネッドという名前は同志社大学初代学長のドワイト・ホイットニー・ラーネッドからきている。
年表
- 1876年 図書縦覧室を設け、創立者である新島襄が自らの書籍を公開、貸し出しを開始。
- 1882年 同志社政法学校開校に伴い図書を分置。
- 1887年 初代図書館(現:有終館)が完成。
- 1912年 図書館の教室への転用のためさらに分置が進む。
- 1915年 2代目図書館(現:啓明館西館)が完成。
- 1917年 同志社図書館規則を制定。館長をおくことが明文化される。
- 1918年 同志社職制が制定され、館長と司書をおくことが定められる。さらに、同志社本部・同志社大学・同志社女学校と並ぶ機関の一つと位置づけられる。
- 1920年 2代目図書館本館(現:啓明館本館)が完成。また、同志社全体の図書館から大学令による同志社大学開校に伴い、女子大学などの図書と分散する。
- 1921年 初代図書館を有終館に改称。
- 1946年 同志社大学図書館学講習所を開設。
- 1949年 同志社図書管理規定が制定され同志社全体として図書管理の一元化を図る。
- 1954年 図書の各学校個別管理を図る。
- 1967年 新町読書室を開設。
- 1973年 啓真館と聚芳館の跡地に今出川図書館が完成[143]。
- 1976年 EU情報センターを開設。
- 1986年 京田辺校地開校に伴いラーネッド記念図書館が完成。
- 1991年 図書館、計算機センター、視聴覚室を統合した学術情報センターが発足。
- 1996年 図書館利用カード(バーコード)を廃止し、学生証・社員証(磁気カード)と兼用化。
- 2001年 総合情報センターに名称変更。
- 2010年 同志社大学図書館に名称変更。
- 2017年 改修のため一時閉館。
- 2018年 1月15日(月)にリニューアルオープン[144]。
- 2023年 今出川新図書館建設のため現図書館を閉館。建設期間中は新寧静館に図書館機能が移転[145]。
研究
21世紀COEプログラム
21世紀COEプログラムとして、2件のプロジェクトが採択された。
分野 | プログラム名 | 採択年 |
---|---|---|
社会科学 | 技術・企業・国際競争力の総合研究 | 2003 |
学際・複合・新領域 | 一神教の学際的研究 |
私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
2007年までは「私立大学学術研究高度化推進事業」。
申請区分 | 事業名 | 選定年 |
---|---|---|
研究拠点を形成する研究 | 高次神経機能障害の発症メカニズムの解明と新規治療法の開発 | 2012 |
統合的電力・通信社会環境の形成プロジェクト | 2010 | |
先進微粒子材料の科学と工学の融合 | 2009 | |
ゼロエミッション技術を基盤とした環境調和型エネルギーグリッドの最適化研究 | ||
持続的イノベーションを可能とする人と組織の研究 | ||
一神教とその世界に関する基礎的・応用的研究拠点の形成 | 2008 | |
先端的分子生命化学の研究拠点形成 |
研究組織 | 研究プロジェクト | 選定年 |
---|---|---|
ハイテク・リサーチ・センター整備事業 | ||
複合材料研究センター | 先進複合材料の開発とその応用 | 2007 |
界面現象研究センター | 界面微細構造制御により発現する物性の評価研究 | 2006 |
工学研究科 | ナノハイブリッド構造応用技術の研究 | 2001 |
ナノ構造ハイブリッドデバイス物性研究 | 1996 | |
学術フロンティア推進事業 | ||
知能情報研究センター | 人間と生物の賢さの解明と,その応用 | 2005 |
医工学研究センター | 医工学研究の新展開-生体適合材料と福祉・介護システムの開発 | |
ワールドワイドビジネス研究センター | 1. 政府・国家と企業に関する研究 2. ワールドワイドビジネスの企業行動に関する法的な研究 |
2004 |
トータルヒューマンケア・サポート研究機構 | トータルヒューマンケア・サポート研究プロジェクト | 2003 |
エネルギー変換研究センター | 次世代ゼロエミッション・エネルギー変換システム | |
工学研究科 | 知能情報科学とその応用 | 2000 |
ワールドワイドビジネス研究センター | ワールドワイドビジネスの総合的研究 | 1999 |
トータル・ヒューマンケア・サポート研究機構 | 少子高齢化社会における“こころ”と“からだ”の生涯健康教育に関する多角的研究 | 1998 |
工学研究科 | 先端材料と複雑系科学など | 1997 |
社会連携研究推進事業 | ||
選定なし | ||
オープン・リサーチ・センター整備事業 | ||
選定なし |
教育
産官学連携教育
同志社大学は様々な方法で産官学連携による教育を行っている。
- 同志社ローム記念館プロジェクト[146]
- 同志社ローム記念館プロジェクトは産官学地域連携を通し、文化の創造・発信と次世代社会を担う人材を育成することを目的とした課外プロジェクト。京田辺校地にある同志社ローム記念館にプロジェクトルームを与えられ活動する。プロジェクトは学生主体で運営され、同志社大学や協賛企業から金銭面、物品面の支援もある。コアプロジェクトと呼ばれるプロジェクトが置かれ、同志社ローム記念館プロジェクト全体の運営を取り仕切る。2004年(平成16年)度の現代的教育ニーズ取組支援プログラムに「プロジェクト主義教育による人材育成 『プロデュース・テクノロジー』の創成」として採択された。
- プロジェクト科目[147]
- 2006年度より、従来の教室での座学中心の授業形態とは異なった実践型・参加型の科目で、全学共通の教養教育科目として「プロジェクト科目」が設置された。地域社会や企業と連携し、学生に生きた智恵や技術を学ばせるとともに、現場に学ぶ視点を育み、問題の「所在」と「解決」を考え抜く力を陶冶することを目的としている。2006年(平成18年)度の現代的教育ニーズ取組支援プログラムに「公募制のプロジェクト科目による地域活性化―往還型地域連携活動のモデルづくりを目指して-」として採択された。
教育制度
- 飛び級制度
- 3年次終了時に成績が特に優秀と認められた場合には4年次を受けることなく大学院に進学することができる飛び級制度を設けている。大学は中退扱いになるので学位は取得できない。
- ダブルディグリーシステム
- 理工学研究科とエコール・サントラル国立理工科学学院の両大学の修士を取得することができるダブルディグリーシステムを導入している。
- 学内ダブルディグリーシステム
- 同志社大学の工学研究科とビジネス大学院で理工学修士とビジネス修士を3年間で取得することができる。
- 外国語honors(外国語科目成績優秀者表彰制度)
- 2006年度より作られた、外国語科目の成績優秀者を表彰する制度。受賞者には、学長表彰と成績証明書への記載がされる[148]。
- 学部奨励学生制度
- 学部生の身分のままで研究科前期課程の科目の履修を開始し、大学院入学後、1年で前期課程が終了できる制度。
採択されたプログラム
以下のプログラムに採択されている[149]。
プログラム名 | 採択されたテーマ | 採用年度 |
---|---|---|
大学間連携共同教育推進事業 | データに基づく課題解決型人材育成に資する統計教育室保証 | 2012 |
博士課程教育リーディングプログラム | グローバル・リソース・マネジメント | 2012 |
グローバル人材育成推進事業 (通称:グローバル30plus) |
良心と進取の気性に溢れる同志社グローバル人材育成のための実践的取組 | 2012 |
大学教育・学生支援推進事業 (大学教育推進プログラム) |
プロジェクト・リテラシーと新しい教養教育 | 2009 |
教育研究高度化のための支援体制整備事業 | 国際的教育研究拠点形成の多面的・総合的支援体制整備 | 2009 |
大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム | 相互評価に基づく学士課程教育質保証システムの創出―国公私立4大学IRネットワーク | 2009 |
大学教育・学生支援推進事業 (学生支援推進プログラム) |
個性を活かした障がい学生のキャリア支援と既卒者の再就職支援 | 2009 |
国際化拠点整備事業 (グローバル30) |
2009 | |
質の高い大学教育推進プログラム | 相互啓発による創造的学力育成カリキュラム | 2008 |
政策提案能力を養う理論と実践との交流教育 | ||
文理融合型教育による課題解決能力の育成 | ||
大学教育の国際化加速プログラム (国際共同・連携支援) |
外国語教育の全学的質保証と国際交流促進 | 2008 |
特色ある大学教育支援プログラム (特色GP) |
学生と教員の幸せな出会いをめざす導入教育 | 2007 |
情報環境の整備と成績評価の厳格化 | 2006 | |
産官学地域連携による人材育成プログラム | 2005 | |
大学連携による新しい教養教育の創造 | 2004 | |
大学コミュニティーの創造 | ||
現代的教育ニーズ取組支援プログラム (現代GP) |
アクションプラン主導型発見的キャリア教育 | 2007 |
公募制のプロジェクト科目による地域活性化 | 2006 | |
けいはんな知的特区活性化デザインの提案 | 2005 | |
企業法務プロフェッショナル育成 | ||
プロジェクト主義教育による人材育成 | 2004 | |
社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム | ソーシャル・イノベーション型再チャレンジ支援教育プログラム | 2007 |
新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム | 地域コミュニティによる学生支援方策 | 2007 |
専門職大学院等教育推進プログラム (法科大学院等専門職大学院形成支援プログラム) |
全国法曹キャリア支援プラットフォーム(13大学共同) | 2007 |
「伝統産業グローバル革新塾」プロジェクト | 2006 | |
ビジネススクール教育の質保証システム開発 | 2005 | |
国際的視野と判断力をもつ法律家の養成 | 2004 | |
同志社ビジネススクール地域連携事業推進プロジェクト | ||
大学院教育改革支援プログラム | 安全・安心の設計システム技術者養成課程 | 2008 |
研究センター連携型オープンフィールド教育 | 2007 | |
国際的「理論・実践循環型」教育システム | ||
電力・通信インフラ研究者・技術者育成課程 | ||
「魅力ある大学院教育」イニシアティブ | ソーシャル・イノベーション研究コース | 2005 |
学問の自由
建学の精神がキリスト教に基づいており、キリストの教えや建学の精神に反することは研究および教育の場でも制限を受けると考えられている。同志社の教育理念として、「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」が掲げられているが、前提は建学精神としてキリスト教精神に基づく「良心」である[1]。
注釈
- ^ クリスチャンとしての吉野は海老名弾正門下であり、新島襄から見れば孫弟子にあたる。
- ^ 吉野自身も科外講演で何度か同志社を訪れ、一時は嘱託講師も務めた(同志社山脈, p. 130)。
- ^ 戦後に新制大学が発足するまで同志社大学の神学科は日本唯一の大学令による神学教育機関であった(同志社百年史, p. 938, 通史編二)。
- ^ 最初の卒業生は市原盛宏、浮田和民、海老名弾正、岡田松生、加藤勇次郎、金森通倫、小崎弘道、下村孝太郎、不破唯次郎、宮川経輝、森田久萬人、山崎為徳、横井時雄、吉田作弥、和田正修の15名である(九十年小史, p. 642)
- ^ 誌名は何度か変更があり、最終的に『同志社文学』となった(『日本キリスト教歴史大事典』 教文館、1988年、934頁)。
- ^ しかし、学校わきの2軒の商店との価格競争に敗れ、わずか1年ほどで解散せざるを得なくなったという(井口隆史 『安部磯雄の生涯―質素之生活 高遠之理想』 早稲田大学出版部、2011年、101頁)。
- ^ 政治経済部と英文科の修業年限は予科1年半・本科3年、神学部は予科2年・本科3年であった(同志社百年史, p. 577-578, 通史編一)。
- ^ その後も候補者選考は難航し、翌月には浮田和民とも交渉したが失敗(九十年小史, p. 108)。
- ^ 『同志社論叢』は1949年1月の第91号をもって廃刊となり、以後は『同志社法学』『経済学論叢』へと発展的解消をとげた(同志社百年史, pp. 931–932, 通史編一)
- ^ 当初は法・文・神の3学部設置を目指したものの、神学部については文部省の認可を得られず、文学部内に神学科を設置するにとどまった(九十年小史, p. 109)
- ^ 英語師範部と政治経済部の開校は人員と設備の関係で1927年まで見送られた。
- ^ この問題は最終的に上申組3名と被上申組3名への解職または休職という喧嘩両成敗で決着した(同志社百年史, p. 1135-1136, 通史編二)。
- ^ 1963年に夏期講座と改称したのち1977年夏に廃止(同志社百年史, p. 1308-1309, 通史編二)。
- ^ 専門学校令による神学部も1937年まで並存。
- ^ 入試は学科単位で募集するが、1年次から日本文化史コースと西洋文化史コースに分かれる。
- ^ 自分の所属学科のコース以外を選択。
- ^ 2015年度入学生用の法学部パンフレットによると、2年秋学期にコース選択
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固有名詞の分類
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