三八式歩兵銃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 01:24 UTC 版)
使用国・組織
- 日本
- 満州国:日本が供与。一部は奉天にて現地生産。
- 中華民国南京国民政府:日本が供与。
- 蒙古聯合自治政府:日本が供与。
- タイ王国:日本が供与。
- エストニア: エストニア独立戦争にて、エストニア防衛連盟が.303ブリティッシュ弾仕様の三八式歩兵銃を運用。
- リトアニア
- ラトビア
- 自由インド仮政府:日本が供与。
- ビルマ国:日本が供与。
- ベトナム帝国:日本が供与。
- メキシコ:日本が供与。
- カンボジア王国:日本が供与。
- ラオス王国:日本が供与。
- アフガニスタン王国:日本が供与・輸出。
- ロシア帝国:日本が輸出。
- フィンランド:日本が輸出。
- イギリス:日本が輸出。
- 中華民国:日本が輸出、および日本軍から鹵獲・接収。一部はコピー製造。
- 中華人民共和国:日本軍から鹵獲・接収。一部はコピー製造。
- フィリピン第二共和国:日本軍から鹵獲・接収。
- ベトミン:日本軍から接収。
- 北ベトナム:第1次インドシナ戦争期に接収した物をそのまま運用。
- ラオス:日本軍から接収。
- カンボジア:日本軍から接収。
- マレーシア:日本軍から接収。
- インドネシア:日本軍から接収。
- ミャンマー:日本軍から接収。
- インド:日本軍から接収。
- バングラデシュ:日本軍から接収。
- 韓国:日本軍から接収。
- 北朝鮮:日本軍から接収。
- イスラエル:アメリカ軍が日本軍から接収した物を供与。
- カレン民族解放軍:日本軍から接収した物を今なお使用。
注釈
- ^ 一部の海外輸出用は使用弾薬変更型有。
- ^ 終戦直後の連合軍に対する武装解除時、紋章をそのままに敵に渡すのは忍びないとした日本軍将兵の手により出来る限り紋章を削る行為がされていた。しかし全ての小銃の紋章を完全に削り取ることはできず、軽く傷をつけた物や無傷のものなど、個体差がある。アメリカの収集家間ではこの菊花紋章を「マム(Mum)」(Chrysanthemumの略)と呼称しており、マーケットにおいて「マム」の削り具合や傷の付け具合により価格は変動する(無傷な物ほど希少)。
- ^ 映画『拝啓天皇陛下様』では、古兵が内務班の銃架に並べられた本銃の引き金を次々と引いて状態を確認し、撃針が作動する金属音が鳴った、すなわち撃針を後退させたままにしていた新兵に制裁を加える場面がある。
- ^ 本銃の後継である九九式短小銃では、部品の互換性が実現された。
出典
- ^ “明治工業史. 火兵・鉄鋼篇”. 2020年4月4日閲覧。
- ^ The Rifles of China 1880-1950
- ^ 陸軍省兵器局銃砲課 『三八式小銃弾薬盒加修及四四式騎銃負革分数交換ニ関スル件』 大正5年 アジア歴史資料センター Ref:C02031956300
- ^ 大阪砲兵工廠 『防楯試験器トシテ三八式小銃三挺備附ノ件』 大正7年 アジア歴史資料センター Ref:C03011071800
- ^ 陸軍技術本部 『三八式小銃実包小付ノ件』 大正9年 アジア歴史資料センター Ref:C03011373300
- ^ “旧日本軍の三八式小銃、ミャンマーで今も現役”. YOMIURI ONLINE. 読売新聞社 (2013年3月19日). 2013年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月11日閲覧。
- ^ 昭和7年特許出願公告第2326号 改造自動銃 - 特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)
- ^ 試作一式テラ銃 - 25番
- ^ 日本特殊鋼製 教練用小銃 - 25番
- ^ Siamese Mauser Followup - the Type 66 Rifle - Forgotten Weapons
- ^ 第一軍の「兵器引継書」に見る終戦時の状況 - 日華事変と山西省
- ^ Japanese Rifles 1870 - 1945 - Carbines for Collectors
固有名詞の分類
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