ルーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 16:52 UTC 版)
ルークの特色
- ルークはチェスの序盤戦では、通常あまり活躍できない。しかし中盤戦および終盤戦では、次第にその存在感を増していく。特に終盤戦では、(キングを除く駒の中で)ポーンとルークが残る確率が非常に高い。
- 敵のポーンのプロモーションを防ぐ最後の砦も、大抵の場合は味方のルークである。
- ルークは時に、単独で敵のキングをチェックメイトできる。これは「バックランク・メイト」と呼ばれ、実戦でも数多く見かけられる。
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セブンスランク・ルーク
- ルークを敵陣の7ランクに侵入させると、中盤戦や終盤戦で非常に優位になる。この形は「セブンスランク・ルーク(seventh rank rook)」と呼ばれている。特にルークを2つ侵入させた形は、理想的な攻撃形態の一つである。
- 黒側であれば、ルークを2ランクに侵入させる形になる。
デザイン
ルークは紋章学においてしばしば用いられる。紋章用のルークは現代のものではなく、2つの角のある古い形をしている[4]。
脚注
関連項目
- ^ a b Jean-Louis Cazaux (2012年1月10日). “Indian Chess Sets”. History of Chess. 2015年8月8日閲覧。
- ^ a b Remke Kruk (2001). “Of Rukhs and Rooks, Camels and Castles”. Oriens 36: 288-298. JSTOR 1580487.
- ^ 英語ではメジャー・ピース (major pieces) 、またはヘビー・ピース (heavy pieces) となる。
- ^ Chess pieces, Mistholme
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