roux
「roux」の意味・「roux」とは
「roux」はフランス語の単語であり、英語でも一般的に使用される。主に料理の分野で使われ、バターと小麦粉を炒めて作るソースの基礎となるものを指す。バターと小麦粉を等量で炒め、そこに液体を加えることで、様々な種類のソースが作られる。ビシャメルソースやヴォルテソースなど、フレンチクイジーヌの基本的なソースはこの「roux」から作られる。「roux」の発音・読み方
「roux」の発音はIPA表記では/rʊx/となる。カタカナ表記では「ルー」となり、日本人が発音する際も「ルー」となる。この単語は発音によって意味や品詞が変わるものではない。「roux」の定義を英語で解説
A 'roux' is a mixture of fat (usually butter) and flour that is used as a thickening agent in making sauces and gravies. The mixture is cooked until it becomes a smooth paste, and then liquid is added to create the desired consistency. The type of roux and the length of time it is cooked can affect the flavor and color of the final sauce.「roux」の類語
「roux」の類語としては、「beurre manié」や「slurry」がある。「beurre manié」はバターと小麦粉を混ぜたもので、「roux」と同様にソースやスープのとろみをつけるために使われる。「slurry」は水と小麦粉を混ぜたもので、同じく料理のとろみをつけるために使用される。「roux」に関連する用語・表現
「roux」に関連する用語としては、「béchamel sauce」、「velouté sauce」、「gravy」などがある。「béchamel sauce」は「roux」を基にミルクを加えて作るソースで、パスタやグラタンなどに使われる。「velouté sauce」は「roux」に鶏ガラスープを加えて作るソースで、魚料理や鶏料理によく合う。「gravy」は肉の焼き汁を基に「roux」を加えて作るソースで、ローストビーフやマッシュポテトなどに添えられる。「roux」の例文
1. English: She made a roux as the base for the gravy. (彼女はグレービーソースの基礎としてルーを作った。)2. English: The chef prepared a roux before adding the milk to make béchamel sauce. (シェフはビシャメルソースを作る前にルーを準備した。)
3. English: The soup was thickened with a roux. (そのスープはルーでとろみをつけた。)
4. English: The roux should be cooked until it is a light brown color. (ルーは薄茶色になるまで炒めるべきである。)
5. English: The roux is used as a base in many French sauces. (ルーは多くのフレンチソースの基礎として使われる。)
6. English: The roux gives the sauce a smooth and creamy texture. (ルーはソースに滑らかでクリーミーな食感を与える。)
7. English: The roux needs to be stirred constantly to prevent it from burning. (ルーは焦げないように常にかき混ぜる必要がある。)
8. English: The roux was made with butter and flour in equal proportions. (ルーはバターと小麦粉を等量で作った。)
9. English: The roux was too thick, so she added more liquid. (ルーが厚すぎたので、彼女はもっと液体を加えた。)
10. English: The roux is an essential part of making gumbo. (ルーはガンボを作る際の重要な部分である。)
ルー【(フランス)roux】
ルー (食品)
ルー(フランス語: roux)は、小麦粉をバターで炒めて調理したもの[1]。ルウとも表記される。
概要
デンプンがα化し、各種ソースやカレー、シチューなどの料理のとろみを出す。 伝統的なフランス料理の基本ソースのうち、ベシャメルソース、ヴルーテソース、エスパニョールソースはルーを用いる。
作り方
バターを鍋で熱して溶かし、小麦粉を加える。小麦粉がバターとまんべんなく混ざるようにかき混ぜ、熱の通っていない小麦粉がなくなったら、好みの色味がつくまで加熱することで、とろみと香ばしさのついたルーができ上がる。
種類
白いルー、黄色いルー、茶色いルーに分類されている[1]。加熱時間や火力の調節次第で、白に近いものから色の濃いものまで作ることができ、真っ白なホワイトシチュー用のルーから、茶色く焦げるまで炒めるカレーやガンボ用のルーまで、ソースや料理によって使い分けられる。
市販ルー
小麦粉と油、また調味料(カレー粉、スパイス、食塩など)、スープなどを調理[2]して水分を飛ばし固めた、カレー用の製品が市販されており、これも「カレールー」や「ルー」と呼ばれることがある。同様の製法でシチュー用の製品も作られている。
形状は石けん状に成形されたもの(固形ルー)やペースト状、フレーク状のものがある。これらは前述のハンドメイドで作成するルーに対して調理材料として商品化している事から「市販ルー」と総称される。
市販ルーの製造法の一例
材料
- 小麦、食用油脂
- 調味料(スパイスなど)
- スープ
工程
- 焙煎した小麦、食用油脂、調味料とスープをあわせて加熱する。
- 水分を飛ばしペースト状になったソースを、石けん状やフレーク状、ペースト状にする。
- 冷却し、パッケージに梱包する。
脚注
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