限定サービス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:27 UTC 版)
2021年10月26日まではフルサービスでの展開では無かったため、以下の制限が発生していた。 「ディズニーアカウント」とは別に「dアカウント」の取得が必要となる。dアカウント自体はNTTドコモ以外の通信キャリアやMVNOの契約者でも取得可能。ただし支払い方法はNTTドコモまたはその格安プランであるahamoの携帯回線の有無で決定する。 決済システムが日本では異なっていることもあり、海外において行われているフォートナイト(Epic Games)などの一部コラボレーションキャンペーンは日本では対象外になっている。 当面の間はフルHD・2ch音声での配信となり、2020年5月時点では4K/HDR・5.1chサラウンド音声での配信は検討中としている。そのため、ドルビーラボラトリーズが展開しているドルビービジョンとドルビーアトモス、AppleがAirPods Proなどで展開している立体音響技術「空間オーディオ」への対応は、提供開始時点では予定していない。 『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に関しては本サービスでの配信開始に伴い、ジョージ・ルーカス監修のもと映像の追加・削除が施されている。しかし、日本では4K未対応のためこの変更が反映されておらず、前身の「ディズニーシアター」の時と同じBlu-ray版での配信となっている。 PlayStation 4などのゲーム機での対応は、提供開始時点では予定していない。なお、2020年11月12日に発売されたソニー・インタラクティブエンタテインメントのPlayStation 5(PS5)では、同製品の周辺機器としてメディアリモコンが同日発売され、リモコンのサービス起動ボタンとして、本サービスも割り当てられているが、日本では発売開始時点でPS5向けのアプリが用意されていないことから起動不可となっている。 GroupWatch機能(アメリカなどで2020年9月29日から提供)の対応は、提供開始時点では予定していない。 基本的にはアメリカなどと同じタイミングでの配信開始となるが、作品の内容や日本語(吹替)版制作に伴う都合上、海外より遅れて配信開始となる(タイミングがずれる)場合がある(『ノエル』(ディズニー制作)など)。 過去の作品でもアメリカなど、他の国と同じコンテンツが配信されている訳ではない(”So Wierd”(邦題:どこかでなにかがミステリー)など)。成人向け作品など、前述の理由でDisney+にてラインナップ出来ないコンテンツについてはNTTドコモが運営しているdTVなどにて配信している。 など、アメリカなど海外のDisney+とは一部異なっていた。 また、ディズニーデラックス同様、NTTドコモの携帯回線契約者かつAndroidスマートフォン利用者が入会した場合は、入会と共にNTTドコモのアプリ配信基盤を利用して「ドコモサービスの契約者に向けたアプリ」の扱いで「Disney+」と「ディズニーDX」の計2アプリが自動(プッシュ)でインストールされる。ディズニーデラックスとは異なり、日本語・英語の音声、および、日本語・英語の字幕のON/OFFを自由に組み合わせて視聴できる。ただし、作品によっては日本語(吹替)のみの対応となっていた。 Disney+の退会を巡り、競合他社の動画配信サービスと比べて、方法が複雑で十数ページも遷移する必要があるなどの指摘が2021年7月に報じられた。NTTドコモの広報部は「その指摘を真摯に受け止め、改善に励んでまいります」とのコメントを出した。
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