絹本著色普賢延命像 (広島県)
絹本著色普賢延命像
主名称: | 絹本著色普賢延命像 |
指定番号: | 593 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1941.07.03(昭和16.07.03) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 絵画 |
ト書: | |
員数: | 1幅 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
絹本著色普賢延命像
主名称: | 絹本著色普賢延命像 |
指定番号: | 644 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1906.04.14(明治39.04.14) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 絵画 |
ト書: | |
員数: | 1幅 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
絹本著色普賢延命像
主名称: | 絹本著色普賢延命像 |
指定番号: | 685 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1902.04.17(明治35.04.17) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 絵画 |
ト書: | |
員数: | 1幅 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
絹本著色普賢延命像
主名称: | 絹本著色普賢延命像 |
指定番号: | 149 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1975.06.12(昭和50.06.12) |
国宝重文区分: | 国宝 |
部門・種別: | 絵画 |
ト書: | 画絹裏に「延命像仁平三年四月廿一日供養」の墨書がある |
員数: | 1幅 |
時代区分: | 平安 |
年代: | 1153 |
検索年代: | |
解説文: | 普賢延命菩薩は、普賢延命法の本尊として請召される。延命法は人の寿命にかかわる修法だけに切実なこととして平安時代の貴紳の間で盛んに行なわれ、造像も相当数にのぼり遺例も多い。 本図は昭和四十二年六月に重要文化財に指定され、その損傷状況を考慮し、ただちに修理が実施され面目を一新した。もとより長年にわたる薫煙によって銀箔、群青、緑青が変色し、たとえば紺丹、緑紫と称される当代固有の暈繝【うんげん】の組み合わせによる当初の微妙な色調が失われている点はいなめないが、補彩などの後手もなく作柄のきわめて優秀なることを改めて確認することができた。加わうるに、修理に際し画絹裏の最下辺に「延命像〈 仁平三年四月廿一日供養/〉」の墨書が発見され、平安時代仏画の数少ない在銘像としてまた当代の基準作としてその価値を一層高からしむることとなった。 普賢延命菩薩の尊顔や二十臂をかたどる撓みのない朱線、肉身や条帛に賦された強い暈取り、地金を用いぬ大様な彩色文様などからは、藤原仏画に広く認められる巧緻繊麗な美しさとは別趣の画致が感じられる。 なお、本号の表紙は四大白象の頭頂に立つ四天王のうち広目天と多聞天であるが、その着衣にはほりぬりの技法を用い十分に墨線を生かした力強い動勢表現が見られ、鎌倉時代に指向する新しい兆しを看取することができる。 |
絹本著色普賢延命像
主名称: | 絹本著色普賢延命像 |
指定番号: | 1035 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1920.04.15(大正9.04.15) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 絵画 |
ト書: | |
員数: | 1幅 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
絹本著色普賢延命像
主名称: | 絹本著色普賢延命像 |
指定番号: | 1629 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1968.04.25(昭和43.04.25) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 絵画 |
ト書: | |
員数: | 1幅 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
絹本著色普賢延命像
主名称: | 絹本著色普賢延命像 |
指定番号: | 1720 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1975.06.12(昭和50.06.12) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 絵画 |
ト書: | |
員数: | 1幅 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 普賢延命像には二臂と二十臂の二つの系統がある。前者は群象に支えられた金輪の上に立つ一身三頭の白象に趺坐し、金剛薩〓と同形の五鈷杵(右)と五鈷鈴を執り、後者は踏割蓮華に立つ四大白象に跌坐し、持物に金剛界十六大菩薩と四摂菩薩の三摩耶形を執り、白象の頭頂に四天王が立つのを特色とする。本図は二十臂の系統に属するが、四大白象の下に二臂像系の金輪が描かれており、この時期に共通する図像上の変容が窺われて興味深い。描写は鎌倉時代後期に行なわれた仏画の一体を示すが、切金の技法や暈繝彩色に時代の特徴が見られる。 |
絹本著色普賢延命像
絹本著色普賢延命像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 22:32 UTC 版)
平安時代末期。寸法は146.0×85.0センチ。長寿などを祈願する修法である普賢延命法の本尊画像である。普賢延命菩薩像には2臂像と20臂像があるが、本画像は20臂像であり、密教図像集『別尊雑記』所載の図像に近い。菩薩像は五仏宝冠を戴き、4頭の白象が支える蓮華座上に坐す。白象の頭上にはそれぞれ1体ずつの四天王像を表す。菩薩の肉身は白色で、輪郭には朱線を用い、朱色の隈取りを施す。着衣や台座蓮弁などには繧繝彩色(濃色から淡色へ、層をなすように彩色する技法)を用いるが、截金文様は用いていない。作風・技法には次の鎌倉時代にかけての過渡期的様相がうかがわれる。修理時に絵絹の裏に「延命像仁平三年四月廿一日供養」の墨書が発見され、平安時代末期、仁平3年(1153年)の作であることが知られる。平安時代の仏画のうち、制作年代の明らかな基準作として貴重である。
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