絹本著色普賢延命像とは? わかりやすく解説

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絹本著色普賢延命像 (広島県)

名称
絹本著色普賢延命像
区分
国宝
時代
平安時代
所有者
持光寺

資料一覧
解説
増益延命を祈る密教修法において本尊として懸け用いられ画像。その姿は手が2本と20本の二通りあり,持光寺像は後者代表的な遺品である。平安時代以来この修法盛んに行われたが,その遺例のうち平安時代遡るものはわずかである。本図の絹裏に仁平三年1156四月供養した旨が記されており,制作年代知られる点でも貴重である。装飾性抑えながらも,馥郁たる平安仏画香り高い優れた作品である。146×85.。

絹本著色普賢延命像

主名称: 絹本著色普賢延命像
指定番号 593
枝番 00
指定年月日 1941.07.03(昭和16.07.03)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 1幅
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

絹本著色普賢延命像

主名称: 絹本著色普賢延命像
指定番号 644
枝番 00
指定年月日 1906.04.14(明治39.04.14)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 1幅
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

絹本著色普賢延命像

主名称: 絹本著色普賢延命像
指定番号 685
枝番 00
指定年月日 1902.04.17(明治35.04.17)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 1幅
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

絹本著色普賢延命像

主名称: 絹本著色普賢延命像
指定番号 149
枝番 00
指定年月日 1975.06.12(昭和50.06.12)
国宝重文区分 国宝
部門種別 絵画
ト書 画絹裏に「延命仁平三年四月廿一日供養」の墨書がある
員数 1幅
時代区分 平安
年代 1153
検索年代
解説文: 普賢延命菩薩は、普賢延命法本尊として請召される延命法は人の寿命にかかわる修法だけに切実なこととし平安時代貴紳の間で盛んに行なわれ造像相当数にのぼり遺例も多い。
 本図昭和四十二年六月重要文化財指定され、その損傷状況考慮し、ただちに修理実施され面目一新したもとより長年にわたる薫煙によって銀箔群青緑青変色し、たとえば紺丹、緑紫と称される当代固有の暈繝うんげん】の組み合わせによる当初微妙な色調失われている点はいなめないが、補彩などの後手もなく作柄きわめて優秀なることを改め確認することができた。加わうるに、修理際し画絹裏の最下辺に「延命像〈 仁平三年四月廿一日供養/〉」の墨書発見され平安時代仏画数少ない在銘像としてまた当代基準作としてその価値を一層高からしむることとなった
 普賢延命菩薩尊顔二十臂をかたどる撓みのない線、肉身や条帛に賦された強い暈取り地金用いぬ大様な彩色文様などからは、藤原仏画広く認められる巧緻繊麗美しさとは別趣の画致が感じられる
 なお、本号の表紙四大白象頭頂に立つ四天王のうち広目天多聞天であるが、その着衣にはほりぬり技法用い十分に墨線を生かした力強い動勢表現見られ鎌倉時代指向する新し兆し看取することができる。

絹本著色普賢延命像

主名称: 絹本著色普賢延命像
指定番号 1035
枝番 00
指定年月日 1920.04.15(大正9.04.15)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 1幅
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

絹本著色普賢延命像

主名称: 絹本著色普賢延命像
指定番号 1629
枝番 00
指定年月日 1968.04.25(昭和43.04.25)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 1幅
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

絹本著色普賢延命像

主名称: 絹本著色普賢延命像
指定番号 1720
枝番 00
指定年月日 1975.06.12(昭和50.06.12)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 1幅
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文:  普賢延命像には二臂と二十臂の二つ系統がある。前者は群象に支えられ金輪の上に立つ一身三頭白象趺坐し、金剛薩〓と同形五鈷杵(右)と五鈷鈴執り後者は踏割蓮華に立つ四大白象に跌坐し持物金剛界十六大菩薩と四摂菩薩三摩耶形執り白象頭頂四天王が立つのを特色とする。本図二十臂の系統属するが、四大白象の下に二臂像系の金輪描かれており、この時期共通する図像上の変容窺われ興味深い描写鎌倉時代後期行なわれ仏画の一体を示すが、切金技法暈繝彩色時代特徴見られる

絹本著色普賢延命像

主名称: 絹本著色普賢延命像
指定番号 58
枝番 00
指定年月日 1952.11.22(昭和27.11.22)
国宝重文区分 国宝
部門種別 絵画
ト書
員数 1幅
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品
国宝のほかの用語一覧
絵画:  絹本著色文殊渡海図  絹本著色明恵上人像  絹本著色普賢延命像  絹本著色普賢延命像  絹本著色普賢菩薩像  絹本著色普賢菩薩像  絹本著色林檎花図

絹本著色普賢延命像

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 22:32 UTC 版)

持光寺」の記事における「絹本著色普賢延命像」の解説

平安時代末期寸法は146.0×85.0センチ長寿などを祈願する修法である普賢延命法本尊画像である。普賢延命菩薩像には2臂像と20臂像があるが、本画像20臂像であり、密教図像集『別尊雑記所載図像に近い。菩薩像五仏宝冠戴き、4頭の白象支え蓮華座上に坐す白象頭上にはそれぞれ1体ずつの四天王像を表す。菩薩肉身白色で、輪郭には線を用い朱色隈取りを施す。着衣台座蓮弁などには繧繝彩色濃色から淡色へ、層をなすよう彩色する技法)を用いるが、截金文様用いていない。作風・技法には次の鎌倉時代にかけての過渡期的様相がうかがわれる修理時に絵絹の裏に「延命仁平三年四月廿一日供養」の墨書発見され平安時代末期仁平3年1153年)の作であることが知られる平安時代仏画のうち、制作年代明らかな基準作として貴重である。

※この「絹本著色普賢延命像」の解説は、「持光寺」の解説の一部です。
「絹本著色普賢延命像」を含む「持光寺」の記事については、「持光寺」の概要を参照ください。

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