沖田艦
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地球防衛艦隊に所属する宇宙戦艦。冥王星会戦において唯一生還した。
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沖田艦
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「宇宙戦艦ヤマトシリーズの地球の戦闘艦」の記事における「沖田艦」の解説
『ヤマト』に登場する。デザイン担当は松本零士(ラフ稿)、加藤直之。 型式名「M-21741式宇宙戦艦」。西暦2174年制式化。西暦2199年8月21日、最後の地球艦隊の旗艦として冥王星会戦に登場する、地球防衛軍の日本艦隊に所属する沖田十三座乗の司令船225号。 艦名は沖田の座乗艦であることを指す通称であり、正式な級名や艦名は不明である。 対ガミラス戦役時、地球側の技術力の総力を結集して建造された主力艦、主力戦艦などの記述が資料により確認できるが、圧倒的な科学技術力の差があるガミラス帝国の艦艇に対抗するには、攻防速いずれも不十分である。 葉巻形で、続編に登場する地球防衛軍の戦闘艦の基本形となる艦型デザインである。外観の特徴として、艦首に4枚の翼(フィン)を十字型に、艦尾両舷に2枚のデルタ状の翼(フィン)を配置。艦後部上面には大型垂直尾翼、後部下面には小型垂直尾翼を備える。船体色は艦体の上半分を赤、下半分を白、エアインテークの縁と艦首先端を黄色(松本零士の漫画版では全体が水色で、他の地球艦も同様の配色となっている)としている。 主機関に関する設定は存在しないが、冥王星から火星まで3日で航行できる速力を有している。イスカンダルからの波動エンジン技術供与前の艦のため、ワープ航行能力は無い。 武装は艦首に誘導弾発射管が8門(本編未使用)。主砲として三連装フェーザー光線砲を艦上面に2基、下面に2基装備。その内の上面の1基は、艦橋と一体になった艦橋砲である。なお、艦首先端に開口部が存在するが、これが武装なのかは不明である。ひおあきら漫画版では防御兵装としてバリアーを備え、ガミラス艦が放った遠距離からの砲撃を防いでいる。 艦尾底部に大型の艦載機格納ハッチがあり、古代と島が火星から帰還する際にここから着艦している。ひおあきら漫画版では艦橋後部の後甲板にあるエレベーターで着艦している(この場面では古代と島が乗る探索機と比較して艦橋がかなり大きくデフォルメして描かれている。もし実際にこのサイズであれば、ヤマトより遥かに大型の巨大戦艦となってしまう)。 劇中では第1話に登場。最後の地球防衛艦隊の旗艦として、冥王星近傍でガミラス艦隊と交戦するが、本艦の主砲はガミラスの駆逐型デストロイヤー艦の装甲に跳ね返されて通用せず、沖田をして「奴らには、この艦では勝てない」と言わせる。結局、地球最後の艦隊は壊滅し、本艦のみが生き残る。地球への帰還途中、火星付近にて当時訓練生だった古代進と島大介が搭乗した100式探索艇を収容し、地球の基地へ帰投する。以降は登場しない。なお、バンダイifシリーズのSLG「宇宙戦艦ヤマト」ではC (巡洋艦)に分類されていた。
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