日向の関係者
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「キャプテン翼の登場人物」の記事における「日向の関係者」の解説
吉良 耕三(きら こうぞう) 声 - 河合義雄、西前忠久(PS2版) / 中嶋聡彦 / 納谷六朗 / ふくまつ進紗経歴:明和FC監督 - 吉良耕三少年サッカースクール校長兼監督 - RJ11コーチ - U-23日本代表監督 日向たちの師。かつては海外のプロチームにスカウトされたこともあるが断っている。実現していれば、日本人海外プロプレイヤー第1号であった。酒豪で試合中の選手らの前であっても一升瓶を傍らに嗜んでいる。中学生大会終了後は特に目立つ指導などはなかったが、教え子たちへの愛情は深く、中学生編では伸び悩んでいた日向の再生に尽力し、北詰に土下座をして自らの元での秘密特訓が原因で干されていた日向の試合出場を嘆願した。 【GOLDEN-23】で突如U-23代表監督に就任し、「気持ち」・「一人一芸」・「可能性」をテーマに合宿招集。栄光をつかみとるまで「禁酒」を宣言。フットサルコンビの起用、反町や井沢のDF、立花兄弟のWボランチ、若島津のFWへのコンバートなど大胆な策を用い、観客を大いに驚かせた。「攻撃は最大の防御」を信条とした育成方法を取っているが、接戦の終盤は堅実に守るスタイルを取ることもある。 北詰 誠(きたづめ まこと) 声 - 坂東尚樹、福士秀樹、金沢寿一(OVA版) / - / 坂東尚樹 / 井上和彦 東邦学園中等部サッカー部監督で自ら決めた指導方針や試合においての戦術、約束事を堅く守り、それに反する者は絶対に許さない。現に日向ですら、武蔵戦では三杉マークの申し出を北詰に一蹴されて逆にFWとしての役割に徹するように注意され、その後は勝手にチームを抜け出したという理由で決勝前夜まで出場を許されなかった。ただし、独裁者ではなく、決勝戦には部員全員で土下座の懇願、日向の情熱を理解し出場させ、己の信念に従い自発的に辞表を提出(北詰に落ち度は無いと言っても過言ではないので、学校関係者、選手(もちろん日向も含め)にはかなり慰留されていた)するなど、人格者の面も持つ。 【ROAD TO 2002】日向のイタリアデビュー戦は吉良や片桐らと応援に駆けつけた。 劇場版の『危うし!全日本Jr.』では、サッカー協会の片桐に日向の日本選抜出場辞退を直訴した。 日向の母親 声 - 不明 / 磯辺万沙子 / 斉藤貴美子 / 不明 早くに夫を亡くしており家計には相当苦労していたようだが、小次郎には無理をさせたくないと思い続けていた。【ワールドユース編】ではその影響から過労で倒れ、頭を強打して一時意識不明の重体となってしまう。奇跡的に回復し、現在は小次郎がイタリアでプロ選手となったおかげで家庭も安定し、肩の荷が下りた。 日向 尊(ひゅうが たける) 声 - - / - / 鈴木麗子 / 不明 日向家第二子。小次郎不在時には家を支えようとしたようだが、さすがに母親が倒れたショックは隠せなかった。 日向 直子(ひゅうが なおこ) 声 - - / - / 中島裕美 / 不明 日向家第三子。 日向 勝(ひゅうが まさる) 声 - - / - / 立野香菜子 / 桑原由気 日向家末弟。初期にはケン坊と呼ばれていた。 日向の父親 声 - 玄田哲章 / - / - / - トラック運転手を務めていたが、雨の日に車の割り込みにつられ、事故で他界。小次郎はそれを「試合に勝つという約束を守れなかったせいだ」と思い、その日から「勝つ」ことにこだわる人間となった。現在プロ選手になった小次郎が「いつか立派な墓を建てる」と宣言し、「日出づる国のジョカトーレ」で建立している。 アニメ第1作では小さな工場を経営しており、中小企業ながら社長であった。父から小次郎に送られたサッカーボールが形見となり、それが小次郎が勝利に執着する所以というエピソードが追加されている。 松本 香(まつもと かおり) 声 - 山田栄子 / 不明 / 田中敦子 / 竹内絢子経歴:東邦学園スカウト - 全日本ユース広報 【小学生編】にて日向に対し、翼に勝てたら東邦学園に特待生として入学させると持ちかける。サッカーを見る目は厳しく、決勝戦で若林からペナルティーエリア外からゴールを奪うことにこだわる日向を一時は「東邦学園のエースストライカーとしては失格」と断じる場面もあった。決勝戦で明和FCは南葛SCに敗れたが、「翼をゲームメーカーとして、日向をストライカーとしてスカウトする」として入学させた他、沢田も入学させている。 その後は全日本ユースの広報を務めた後、イタリアに渡る前から日向の専属スポンサーとなり、CM出演、書籍掲載、タイアップ商品発売などを手掛け、儲ける。アニメ第3作では、原作では内海が登場する場面で彼女が代わりに登場する。 赤嶺 真紀(あかみね まき) 声 - 佐倉綾音(アプリ版) / 山崎和佳奈 / - / -経歴:比嘉高校 - ソフトボール日本代表 女子ソフトボール選手。合宿所を離れ、沖縄で特訓を重ねていた日向が毎朝、浜辺のロードワークで顔合わせていた地元の女子高生。一人っ子なので日向のようなキャッチボールをしてくれる兄が欲しかったらしい。日向を無理矢理キャッチボールにつき合わせた時に投げた「ライザーボール」が、雷獣シュート開発のヒントになった。話す言葉がやや男っぽい。「サッカーはオレオレ言ってダサい。日本人は野球」と言っていたが、日向と出会ったことでサッカーに関心を持つようになり、日向の写真の切抜きを携帯し、日向戦を観戦するようになる。男勝りで有名だが、人形作りが上手なところは女性らしさを見せている。ワールドユース本戦中の合宿で山梨県に遠征に来たので静岡の合宿場で日向と再会し、プレゼントを渡すが、図らずも沢田がその場に居合わせていたため、日向が口止めしたにもかかわらず「彼女ができたんだな」とメンバーの笑いのタネになる。年齢は日向高卒時に高1だった。 後に日向との仲は少しずつ進展を見せており、セリエC1のシーズンオフには「得点王とチームの優勝を達成したご褒美」と称して、横浜で日向とデートをするまでになっており、トリノまで日向の試合を観戦しに行ったりもしている。監督はただの「熱烈な日向ファン」としか思っていない。青葉と藤沢は石崎に彼女ができた時と同じ位の衝撃といっている。 日向の食生活改善を指摘している。五輪では宇江野が試合中に怪我で退場したため、急遽登板する事になった。 内海 博子(うつみ ひろこ) ユヴェントスFC専属の通訳などを担当。専ら日向のマネージャーのような役回りをし、イタリア語教育も行っていた。ペットとしてウサギを飼っている。アニメでは登場せず、彼女の出番は代わりに松本が務めていた。
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