回路設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/22 06:07 UTC 版)
「Video Graphics Array」の記事における「回路設計」の解説
VGAの"A"は従来の"adapter"に代わって"array"を指しており、初めからシングルチップ(ASIC)として実装された。これはMotorola 6845ビデオアドレス発生器だけでなくMDA、CGAおよびEGAのフルサイズISAボードの機能をカバーするいくつものディスクリート論理チップを置き換えるものであった。このシングルチップ実装によってVGA機能は、ビデオメモリ、タイミング発生器(クロック発振器)、外部RAMDACだけ用意すれば、PC本体のマザーボードに最小限の労力で搭載することができ、部品点数が減ったことで信頼性も向上した。その結果、最初のIBM PS/2モデルはマザーボード上にVGAが搭載された。これは、全てのIBM PCデスクトップモデル(PC、PC/XT、PC/AT)がモニターに接続するためにディスプレイアダプターをスロットに装着する必要があったことに比べると、対照的であった。
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