さきもの‐とりひき【先物取引】
先物取引
先物取引とは、証券取引所等の定める基準および方法に従い取引所市場で行われる次に掲げる取引および外国取引所市場において行われる次に掲げる取引に類似する取引をいいます。
- (1)取引の当事者が将来の一定の時期において有価証券、通貨等または商品(以下、「有価証券等」という)およびその対価を授受する売買であって、当該売買の目的となっている有価証券等の転売または買戻しをしたときは差金の授受によって決済することができる取引。
- (2)有価証券指数、金融指標または商品指数(以下、「有価証券指数等」という)の数値として取引の当事者があらかじめ約定する数値と将来の一定の時期における現実の有価証券指数等の数値の差に基づいて算出される金銭の授受を約する取引。
- (3)有価証券または商品の価格として取引の当事者があらかじめ約定する数値と将来の一定の時期における現実の当該有価証券または商品の価格の差に基づいて算出される金銭の授受を約する取引。
先物取引(Futures)
先物取引
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/08 05:44 UTC 版)
先物取引(さきものとりひき、英: futures contract)は、デリバティブ(金融派生商品)取引の一つで、価格や数値が変動する各種有価証券・商品・指数等について、未来の売買についてある価格・量での取引を事前に決める取引のうち、最終取引日や取引量の単位が定型化され市場で扱われるものを指す。一方、これらの単位が定型化されず、相対で決定されるものは先渡取引と呼ばれる。先物取引は市場デリバティブ取引となる。先物取引はかつては定期取引や清算取引とも呼ばれた。
- 1 先物取引とは
- 2 先物取引の概要
先物取引
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/24 13:10 UTC 版)
臨時収入が手に入ったのであづさがどんなバイトなんだと問い詰められて告白した。あづさに先物取引について教えたときニューヨークの市場でまりんが買った砂糖が150万円も損をしてしまった。これにはあづさは「ヤバイからやめようよ~」とパニックになったが、もともとまりんのお小遣いのうちでやっているためまりんは気にしていない。またお金に絡んだ話題になるとあづさが「先物取引が云々」と一時期つぶやくようになる。
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先物取引
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 14:54 UTC 版)
「日本の発明・発見の一覧」の記事における「先物取引」の解説
最初の先物取引所市場は1730年代の日本の堂島米会所であった。
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先物取引
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/18 21:34 UTC 版)
詳細は「先物取引」を参照 先物取引とは、将来の定められた期日(清算日)に、特定の標準化商品(穀物などの農産物・石油などの鉱物のうち標準的な指標となる特定銘柄)あるいは経済指標(為替レートや日経平均株価 = 日経225など)を、「定められた数量」、「定められた価格」で、「売り」「買い」を保証する取引の一種で、先物取引は通常は差金決済による証拠金取引であるため、取引の対象とする原資産の価額(単価×数量)の一定%を担保(証拠金:価格変動による追加証拠金ないし強制決済あり)として支払うことで、一定範囲の価格変動リスクを保険(リスクヘッジ)しながら結ぶ契約であることに特徴がある。 取引の大部分は、ほとんどが清算日(限月/期日)までに同限月モノに対して反対売買を行い、買値より値上がりしている場合は差額を受け取り、値下がりしている場合は差額を支払う、ことで決済される差金決済が主流である。このため、その商品を最終的に入手したい実需家(当業者)が、調達市場としてこの取引市場を利用することは前提としていない。この点が先渡取引と異なる。一方で、価格形成の「読み」や期待が実需家(当業者)以外の広範な市場参加者から持ち寄られる特性があり、現在価格が安すぎると思う場合には買建て、高すぎると思う場合に先物商品が売建てられることで、期待や予測の反照として実物商品の価格が強く影響を受ける関係にあると考えた方がよい。実物を取り扱う市場参加者や当業者にとっては、対象となる実物価格と先物市場での売買価格との差を利用した裁定取引が可能であり、実物価格は先物価格と連動することが多い。 有価証券先物取引 標準品を対象とした先物取引で、差金決済が前提であるが実物による受渡も可能。長期国債先物 超長期国債先物 T-BOND 先物取引 有価証券指数等先物取引 複数銘柄から算定された数値(指数)を対象とした先物取引。差金決済のみ。TOPIX 先物 日経225先物 東証マザーズ指数先物 外国為替先物取引 外国為替のデリバティブ取引としては、外国為替証拠金取引・外国為替先物取引(英語版)・外国為替先渡取引(為替予約やノンデリバラブル・フォワード)がある。外国為替証拠金取引(FX)は現在の為替レートで取引を行うスポット取引である。外国為替先物取引と外国為替先渡取引は未来の日時に指定した為替レートで取引を行うものである。外国為替先物取引は取引最終日と取引金額の単位が事前に決まっていて、差金決済で決済を行い、シカゴ・マーカンタイル取引所などの市場で扱われるのに対して、外国為替先渡取引は顧客が金融機関などで行い、予約日や取引金額は自由に相対取引で決められる。 商品先物取引 穀物(コメ・大豆など)、砂糖、石油、貴金属(金・銀・白金)など 金融指標等先物契約は外国為替及び外国貿易法第6条1項14号で定義されている言葉で、デリバティブ取引全般を指す言葉である。名前に反して、金融指標である必要性も無ければ、先物取引である必要性も無い。
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先物取引
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 23:03 UTC 版)
ドバイ原油は生産量が少ない(2010年で平均日量6.5万バレル)ため、指標としての信頼性が疑問視されていた。そこで「プラッツウインドウ上の取引では売り手オプションにより、オマーン原油で代替受け渡しが可能」となっている。 オマーン原油の生産量はドバイ原油よりも大きく(2010年で平均日量58.1万バレル)、DME(ドバイ・マーカンタイル取引所(英語版))では2007年よりオマーン原油先物取引 (OQD) が行われている。 ただし、その出来高は年間約26億バレル(2016年)で、年間2000億バレルを越えるブレント原油 (ICE) やWTI (NYMEX) とは大差があり、TOCOM(東京商品取引所)の中東原油先物の年間約140億バレルにも水をあけられている。この理由の一つは、OQDには物理的な原油を取り扱うプレイヤーが多数参加しており、金銭でのポジションの精算以外に物理的な原油の取引も大量に行われていることがあげられる。
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「先物取引」の例文・使い方・用例・文例
- 株価指数先物取引では株券の受け渡しがないため、損益のお金を受け渡す差金決済となる。
- 株先50とは、ワンパッケージにした主要50銘柄の平均株価を対象とする株式先物取引だ。
- オプション取引や先物取引の最終決済を行う期限の月を限月といいます。
- 株式先物取引に手を出すには、世界の動向に関するそれなりの知識がいる。
- 1987年のブラックマンデー以降、株式先物取引規制が強化された。
- 先物取引において限月売買は普及している。
- 彼は日々短期の値ザヤ稼ぎを狙った先物取引を行っている。
- 先物取引
- 所定の日付け前に所定の価格で所定の株(または株価指数または商品先物取引)を売るオプション
- 先物取引において,受渡しの期日が比較的先になっている限月
- 先物取引において,商品の受渡し期限
- 海外の商品を対象とする先物取引
- 海外の株式を対象とする先物取引
- 差金取引という,先物取引における決済方法
- 消費者物価指数を対象とした先物取引
- 商品先物取引という商取引
- 石油の先物取引市場
- 国際金融先物取引という国際取引
- 株式の先物取引
先物取引と同じ種類の言葉
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