ちゅう‐よう【中庸】
読み方:ちゅうよう
[名・形動]
1 かたよることなく、常に変わらないこと。過不足がなく調和がとれていること。また、そのさま。「—を得た意見」「—な(の)精神」
2 アリストテレスの倫理学で、徳の中心になる概念。過大と過小の両極端を悪徳とし、徳は正しい中間(中庸)を発見してこれを選ぶことにあるとした。
ちゅうよう【中庸】
ちゅうよう 【中庸】
中庸〈朱熹章句/〉
中庸
中庸
中庸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 06:01 UTC 版)
詳細は「中庸」を参照 『中庸』はもともと『礼記』中の1篇。『史記』孔子世家が「子思は「中庸」を作る」とすることから、孔子の孫の子思(紀元前483年 - 紀元前402年)の作とされる。唐代の韓愈・李翺らの道統論によって持ち上げられ、北宋の二程は「中庸は孔門伝収授心の法」と称した。二程の思想を継承する南宋の朱熹は『中庸』を『礼記』から取り出して、『論語』『孟子』に同列に扱って四書の一つとした。現在では秦代の儒者の手になるとするのが一般的である。
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中庸
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