子思とは? わかりやすく解説

しし【子思】

読み方:しし

[前483ころ〜前402ころ]中国春秋時代学者(ろ)(山東省)の人。孔子の孫。名は伋(きゅう)。子思は字(あざな)。曽子(そうし)に師事し孟子影響与えた。「中庸」の著者伝えられる


子思

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 16:34 UTC 版)

子思(しし、紀元前492年 - 紀元前431年[1])は、中国春秋時代儒者孔子の孫。父は孔鯉(伯魚)。氏は孔、名は(きゅう)、は子思、尊称は子思子。後世の儒教では道統の継承者で四聖の一人「述聖」として崇敬される。


  1. ^ 大成殿に祀られているもの|史跡湯島聖堂|公益財団法人斯文会”. www.seido.or.jp. 2020年12月7日閲覧。
  2. ^ 韓非子』難三「魯穆公問於子思曰……」など
  3. ^ 史記』孔子世家「子思作中庸」など
  4. ^ a b 子思』 - コトバンク
  5. ^ 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:隋書/卷13
  6. ^ a b 西山尚志「諸子百家はどう展開したか」『地下からの贈り物 新出土資料が語るいにしえの中国』中国出土資料学会、東方書店、2014年、93頁。ISBN 978-4497214119
  7. ^ 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:史記/卷074
  8. ^ a b c d e 近藤浩之;西信康「先秦~秦漢代 (特集 学界時評)」『中国研究集刊』第56号、大阪大学中国学会、2013年、9-12頁、doi:10.18910/58716 
  9. ^ 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:荀子/非十二子篇
  10. ^ 西信康『郭店楚簡『五行』と伝世文献』北海道大学出版会、2014年。ISBN 9784832967991 
  11. ^ 武田時昌『術数学の思考 交叉する科学と占術』臨川書店、2018年、38;42頁。ISBN 9784653043751 (木火土金水の五行説が形成される「思想的基盤」の一つとして)
  12. ^ 楚簡文字解読実習 | 中国出土文献研究会”. www.shutudo.org. 2020年12月7日閲覧。


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