孔子とは? わかりやすく解説

く‐じ【孔子】

読み方:くじ

孔子(こうし)。また、孔子の像。

「—など掛け奉りてすることなるべし」〈一三二〉


こう‐し【孔子】

読み方:こうし

[前552〜前479中国春秋時代学者・思想家(ろ)の陬邑(すうゆう)(山東省曲阜(きょくふ))に生まれる。名は丘(きゅう)。字(あざな)は仲尼(ちゅうじ)。諡(おくりな)は文宣王早くから才徳をもって知られ壮年になって仕えたが、のち官を辞して諸国遍歴し、十数年間諸侯に仁の道を説いて回った晩年再び帰ってから弟子教育専心後世儒教の祖として尊敬され日本の文化にも古くから大きな影響与えた弟子編纂(へんさん)になる言行録論語」がある。くじ。


孔子

読み方:クジ(kuji)

鬮のあて字


孔子

作者中勘助

収載図書中勘助全集 第2巻 小説 2
出版社岩波書店
刊行年月1989.11


孔子

作者井上靖

収載図書井上靖全集 第22巻
出版社新潮社
刊行年月1997.2


孔子

読み方:こうし

  1. 書籍。〔第七類 雑纂
  2. 書物を云ふ。
  3. 書物のこと。
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

孔子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/27 07:25 UTC 版)

孔子(こうし/くじ、拼音: Kǒng zǐ : 공자 [ˈko̞(ː)ŋd͡ʑa̠]: Confucius [kənˈfju.ʃəs]紀元前552年または紀元前551年 - 紀元前479年)は、春秋時代中国思想家哲学者儒家の始祖[1]は丘、仲尼(ちゅうじ)。孔子は尊称である。ヨーロッパではラテン語化された"Confucius"(孔夫子の音訳、夫子は先生への尊称)の名で知られている。読みの「こうし」は漢音、「くじ」は呉音釈迦キリストソクラテスと並び四聖人(四聖)に数えられる[2]


注釈

  1. ^ 弟子が少正卯についた話は後漢王充論衡』講瑞篇に初めて見え、また孔子が少正卯を殺した話は『荀子』宥坐篇に初めて現れ、それ以前の文献には記さない。したがって、いずれも後世の創作の可能性がある。
  2. ^ 新書版とクーリルの著作以外は、初版単行本があり、和辻・貝塚・白川は著作集に所収。

出典

  1. ^ 孔子廟訴訟、2月判決 最高裁が政教分離判断へ”. 日本経済新聞 (2021年1月27日). 2021年2月6日閲覧。
  2. ^ 四聖(シショウ)とは”. コトバンク. 2020年6月14日閲覧。
  3. ^ 「論語」現存最古とみられる紙の写本見つかる 7日から公開”. NHKニュース (2020年10月7日). 2020年12月23日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ 史記』孔子世家
  5. ^ https://www.afpbb.com/articles/-/2215012 「再び脚光浴びる「孔子の教え」 - 中国」AFPBB 2007年04月22日 2015年11月2日閲覧
  6. ^ 「孔子 中国の知的源流」p21 蜂谷邦夫 講談社現代新書 1997年5月20日第1刷
  7. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,42-3頁
  8. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,43頁
  9. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,57頁
  10. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,51頁
  11. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,52頁
  12. ^ 論語』子罕編。貝塚、62頁。
  13. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,66頁
  14. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年
  15. ^ 江連隆『論語と孔子の事典』大修館書店、1996年
  16. ^ a b 江連隆『論語と孔子の事典』大修館書店、1996年
  17. ^ 「家語」
  18. ^ 『孟子』『史記』
  19. ^ 「図説孔子 生涯と思想」p275 孔祥林著 浅野裕一監修 三浦吉明訳 科学出版社東京発行 国書刊行会 2014年12月22日初版第1刷
  20. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,146頁
  21. ^ 「図説孔子 生涯と思想」p30 孔祥林著 浅野裕一監修 三浦吉明訳 科学出版社東京発行 国書刊行会 2014年12月22日初版第1刷
  22. ^ 「図説孔子 生涯と思想」p276 孔祥林著 浅野裕一監修 三浦吉明訳 科学出版社東京発行 国書刊行会 2014年12月22日初版第1刷
  23. ^ 論語』陽貨第十七
  24. ^ 『史記』孔子世家
  25. ^ a b 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,171頁
  26. ^ 『史記』孔子世家、左伝
  27. ^ 貝塚茂樹『孔子』岩波新書、1951年,173頁
  28. ^ 「孔子 中国の知的源流」p45-46 蜂谷邦夫 講談社現代新書 1997年5月20日第1刷
  29. ^ a b c d e f 柄谷行人『普遍宗教は甦る』文藝春秋〈文藝春秋special 10(1)〉、2016年、131-140頁。 
  30. ^ 吉田亮太『春秋戦国政治外交史』三恵社、2014年、P58-61
  31. ^ ※この一覧表は、江連隆『論語と孔子の事典』(大修館書店、1996年)を参照し作成
  32. ^ 論語:郷党第十八
  33. ^ http://www.cnta-osaka.jp/heritage/temple-and-cemetery-of-confucius_and-the-kong-family-mansion-in-qufu 「曲阜の孔廟、孔林、孔府」中国国家観光局大阪駐在事務所 2015年11月2日閲覧
  34. ^ 小学館編『地球紀行 世界遺産の旅』p186 小学館<GREEN Mook>1999.10、ISBN 4-09-102051-8
  35. ^ “공 孔”. 斗山世界大百科事典. https://www.doopedia.co.kr/doopedia/master/master.do?_method=view&MAS_IDX=101013000694275 2022年11月17日閲覧。 
  36. ^ 孔子の子孫200万人超に、「孔子家系図」9月に出版―中国、エキサイトニュース、2009年1月3日。
  37. ^ a b 孔子の子孫は200万人…家系図の大改訂で女性含め認定、サーチナ、2009年9月24日。
  38. ^ 孔子の家系図改訂、子孫は200万人を超える、AFP BB News、2008年2月18日。
  39. ^ 津曲 2013, p. 1156.



孔子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 02:07 UTC 版)

「仁」の記事における「孔子」の解説

儒学大成した孔子は君子仁者あるべき説いた

※この「孔子」の解説は、「仁」の解説の一部です。
「孔子」を含む「仁」の記事については、「仁」の概要を参照ください。


孔子(こうし)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 14:49 UTC 版)

陋巷に在り」の記事における「孔子(こうし)」の解説

名は丘(きゅう)、字は仲尼ちゅうじ)、儒教の祖。司寇となり政治重要な地位にある。

※この「孔子(こうし)」の解説は、「陋巷に在り」の解説の一部です。
「孔子(こうし)」を含む「陋巷に在り」の記事については、「陋巷に在り」の概要を参照ください。


孔子(コンジャ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 18:14 UTC 版)

テコンダー朴」の記事における「孔子(コンジャ)」の解説

敵の眉間一本拳で強打し一撃昏倒させる。思想家・孔子が由来

※この「孔子(コンジャ)」の解説は、「テコンダー朴」の解説の一部です。
「孔子(コンジャ)」を含む「テコンダー朴」の記事については、「テコンダー朴」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「孔子」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「孔子」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「孔子」の関連用語

孔子のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



孔子のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2024 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの孔子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの仁 (改訂履歴)、陋巷に在り (改訂履歴)、テコンダー朴 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS