徳論とは? わかりやすく解説

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とく‐ろん【徳論】

読み方:とくろん

倫理学一部門。徳の本質種類実践方法などの考察中心課題とするもの。


徳倫理学

(徳論 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/25 00:30 UTC 版)

徳倫理学(とくりんりがく、: virtue ethics)は、規範倫理学の学派の一つである。義務や規則(義務論)や行為の帰結(帰結主義功利主義)を強調する他の規範倫理学の理論と対比され、や性格を強調するものとみなされている。この理論の起源は、少なくともプラトンアリストテレスに遡る(それがより古くは中国哲学に起源があるかは議論がある)。近代の徳倫理学は、必ずしもアリストテレス的な伝統を引き継いでいるわけではない。だが、多くのタイプが古代ギリシャ哲学に由来する三つの概念を利用している。これらの概念は、アレテー(卓越性や徳)、フロネーシス(実践的もしくは道徳的知慮)、エウダイモニア(普通は「幸福」と訳される)である。


  1. ^ 加藤尚武、児玉聡 編・監訳『徳倫理学基本論文集』勁草書房、2015年


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