ロトム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 19:09 UTC 版)
カルロスのパートナーであるポケモン。カルロスとは意思疎通ができておらず彼の言うことを全く聞かずパソコンに入り込んでしまう(ピカチュウ曰く「研究以前の問題」)。カルロスを子分扱いしている。所長室の時計に入り込んでドロシーを驚かせたことがある。
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ロトム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 14:21 UTC 版)
「ポケモンの一覧 (441-493)」の記事における「ロトム」の解説
ロトム No. 479分類: プラズマポケモン タイプ: でんき/ 本文参照 高さ: 0.3m 重さ: 0.3kg 特性: ふゆう かくれ特性: なし 進化前: なし 進化後: なし 電化製品に潜り込み取り付いた機械を自由に操り悪さをするという、妖精「グレムリン」のような性質を持つ。その能力から特殊なモーターを動かす動力源として長い間研究されており、それを活かした後述のフォルムチェンジのほか、『サン・ムーン』以降の作品ではロトムを動力源および生きたインターフェイスとした電子機器(スマートフォン、パソコン、ドローンなど)が実用化されている。電球の様な形のオレンジ色の小さな身体の周囲に青白いプラズマを纏っており、頭部にはアンテナのような突起が存在する。手足は持たないが、本体周囲のプラズマの一部が手のように伸びている。 『ダイヤモンド・パール』では全国図鑑入手後、夜の時間帯に「もりのようかん」内のテレビを調べることで出現する。捕獲しない限りは逃げたり倒したりしても毎晩出現する。『プラチナ』では殿堂入り前にも出現するようになり、新たに5種のフォルムが登場した。『プラチナ』以降の作品では、5つの電化製品(あるいはそれが入ったダンボール箱)が置かれている場所にロトムを連れていくことで、『ソード・シールド』ではアイテム「ロトムのカタログ」を使うことでフォルムチェンジ(形態変化)ができる。この時、図鑑のロトムの画像もそれぞれのフォルムのものが記録される。また、『サン・ムーン』では専用に開発された「ロトム図鑑」に入り込み、冒険をサポートする。 特殊フォルムは以下の形態が確認されており、それぞれでんきタイプと複合するタイプが異なる(通常時はゴースト)。ロトム図鑑など一部を除き体色は変化しないが、纏っているプラズマの色が変化する。いずれも特性は「ふゆう」のまま。タイプは『ブラック・ホワイト』以降のもので、それ以前は変化しなかった。なお、ゲーム本編では大きさはチェンジ前と変わらないが、アニメ版やスマホ版『Pokémon HOME』の高さ比較ではそれぞれチェンジした電化製品と同じ大きさをしている。 ヒートロトム (Heat Rotom) 赤い電流をまとった電子レンジのような形状で、でんき・ほのおタイプである。フォルムチェンジ時に「オーバーヒート」を覚える。家電「でんしレンジ」に入ると姿が変わる。炎を操って服を黒焦げにするイタズラが大好き。 ウォッシュロトム (Wash Rotom) 青い電流をまとった洗濯機のような形状で、でんき・みずタイプである。フォルムチェンジ時に「ハイドロポンプ」を覚える。家電「せんたくき」に入ると姿が変わる。手に持ったホースから放水をまき散らして部屋中を水浸しにする。 フロストロトム (Frost Rotom) 紫色の電流をまとった冷蔵庫のような形状で、でんき・こおりタイプである。フォルムチェンジ時に「ふぶき」を覚える。家電「れいぞうこ」に入ると姿が変わる。冷気を操り、風呂を凍らせる悪さを得意とする。 スピンロトム (Fan Rotom) 黄色い電流をまとった扇風機のような形状で、でんき・ひこうタイプである。フォルムチェンジ時に「エアスラッシュ」を覚える。家電「せんぷうき」に入ると姿が変わる。突風を巻き起こして相手や書類などを吹き飛ばすイタズラを好む。 カットロトム (Mow Rotom) 緑色の電流をまとった芝刈り機のような形状で、でんき・くさタイプである。フォルムチェンジ時に「リーフストーム」を覚える。家電「しばかりき」に入ると姿が変わる。刈り取った草をまき散らし、せっかく育てた花まで刈り取るイタズラをする。 ロトム図鑑 (Rotom Pokédex) 詳細は「ポケモン図鑑#ロトム図鑑」を参照 『サン・ムーン』に登場し、正式名称は「ロトム・ポケデックスフォルム」。ポケモン図鑑に入り込んだ姿。他のフォルムとは違って電流をまとわず、体色も変化している。人間の言葉も話せ、冒険のサポートを行う協力者ポジションで、戦闘は行わない。 スマホロトム 『ソード・シールド』に登場し、スマートフォンに入り込んだ姿。主人公たちの電子デバイスとして機能し、ロトム図鑑と同じく会話も可能。アプリケーションとしてポケモン図鑑機能も持つ。 ロトミ 『ソード・シールド』におけるポケモンセンター内のパソコンに入り込んだ姿。パソコンのインターフェイスとして機能し、ロトム図鑑やスマホロトムなどと同じく会話も可能。 ドローンロトム 『ソード・シールド』に登場。ライブカメラを内蔵したドローンに入り込んだ姿。ジム戦やリーグ戦など戦闘中、周囲を飛び回りながら試合の様子を撮影しライブ中継する。 ロトムじてんしゃ 『ソード・シールド』に登場。自転車のアシストモーターにロトムを入り込ませる事で、走行中にBボタンを押すと一時的に加速する。しばらくすると通常の速度に戻り、そのまま走り続けると充電され、再び加速できるようになる。後に水陸両用に性能が拡張される。ヨロイ島ではカスタマイズにより「ぴかぴかホワイト」や「ギラギラブラック」へのカラーチェンジも可能。走行時のエフェクトも異なるが走行性能は変わらず、元の色に戻すこともできる。 TVアニメ版では『ダイヤモンド&パール』第105話に登場。アニメではミオシティに森の洋館がホテルとして存在し、ロトムが住み着いていた。声優は阪口大助。『ベストウイッシュ シーズン2』ではムトロ島に大量に生息しており、オーキド博士に捕獲された。『サン&ムーン』のロトム図鑑の声は浪川大輔、『2019年版』のサトシのスマホロトムは堀内賢雄、ゴウのスマホロトムはマリナ・アイコルツがそれぞれ担当している。2019年版の18話からはポケモンワールドチャンピオンシップスの試合の審査役としてドローンロトムも登場し、声はマックスウェル・パワーズが担当。 「ロトム」の由来はモーターの英語表記「Motor」の逆さ読み (Rotom) である。
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