紅夏【ベニカ】(果樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11259号 |
登録年月日 | 2003年 3月 26日 | |
農林水産植物の種類 | りんご | |
登録品種の名称及びその読み | 紅夏 よみ:ベニカ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社ヤマセ農園 | |
品種登録者の住所 | 青森県弘前市大字石川字春仕内15番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 工藤清一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「未希ライフ」の自然交雑実生から育成されたものであり、果実の外観が扁円、大きさが中、果皮を被う色が赤の育成地(青森県弘前市)では8月中下旬に成熟する早生種である。樹姿は中間、樹の大きさ及び樹勢は中である。枝梢の太さは中、節間長は短、皮目の大きさ、多少及びえき花芽の着生は中である。葉身の形は中間、葉の大きさは短、葉色は緑、たく葉の形は鎌形、長さ、葉柄の長さ及び太さは中である。花の大きさは中、色は淡桃、花弁の形は卵、やくの色は黄である。果実の外観は扁円、王冠は弱、がくの開閉は閉、がくあの深さ、広さ、こうあの深さ及び広さは中、果実の大きさは小、果皮の地色は黄緑、果皮を被う色は赤、被う色の強さは中、型は縞明瞭、量は中、さびの位置は側面、量は無~僅か、さび状果点は有、果点の大きさ及び密度は中、スカーフスキンは無、果皮のろう質は中、粗滑の程度は滑である。果梗の長さ及び太さは中、肉こうの有無は有である。果心の形は円錐、大きさは中、果肉の色は黄、果肉の褐色化は弱、硬さ及びきめは中、蜜の多少は無~僅か、甘味及び酸味は中、渋味は有、香気は少、果汁の多少は多、種子の形は倒卵、大きさは中である。発芽期及び開花期は中、成熟期は早で育成地においては8月中下旬である。結果の早晩は早、後期落果は無~僅か、普通及び冷蔵貯蔵性は短い、心かびの発生は無~僅かである。「未希ライフ」と比較して、王冠が有ること、果皮の縞が明瞭であること等で、「つがる」と比較して、さびの量が少ないこと、酸味が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に育成者の果樹園(青森県弘前市)において、「未希ライフ」の自然交雑種子をは種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
紅香【ベニカ】(食用作物)
登録番号 | 第11847号 | |
登録年月日 | 2004年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 紅香 よみ:ベニカ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 新潟県 | |
品種登録者の住所 | 新潟県新潟市新光町4番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 阿部聖一、石崎和彦、重山博信、小林和幸、松井崇晃、星豊一、東聡志、川上修、竹内睦、大源正明、長澤裕滋、平尾賢一、樋口恭子、東澄子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「新潟糯31号」と「篠ノ井」の雑種第1代に「新潟糯31号」と「東北144号(後の「はぎのかおり」)」の雑種第1代を交配して育成された固定品種であり、育成地(新潟県長岡市)における成熟期は早生の晩、玄米粒色が赤で香りを有する水稲、糯種である。草型は偏穂重、稈長は中、稈の細太はやや太、剛柔及び葉身毛茸の有無と多少は中、止葉の直立の程度は極垂、葉身及び葉鞘の色は緑である。穂長は中、穂数は少、粒着密度は中、穂軸の抽出度はやや長、穂型は紡垂状、穎毛の有無と多少は中、穎色は赤褐-褐、ふ先色は赤褐、護穎の色は淡黄、フェノール反応は有である。芒の有無と多少は稀、芒長は極短、芒色は赤褐である。玄米の形は中、大小はやや小、粒色は赤、精玄米千粒重はやや小、玄米の見かけの品質は上の下、光沢は良、香りは有である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は糯、出穂期及び成熟期は早生の晩、穂揃日数は短、穂発芽性はやや易、耐倒伏性及び脱粒性は中、収量はやや少である。穂いもちほ場抵抗性及び葉いもちほ場抵抗性は中である。蛋白質含量はやや低である。「わたぼうし」と比較して、ふ先色が赤褐であること、玄米粒色が赤であること、玄米に香りが有ること等で、「こがねもち」と比較して、稈長が短いこと、ふ先色が赤褐であること、玄米粒色が赤であること、玄米に香りが有ること等で区別性が認めら | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に新潟県農業試験場(現新潟県農業総合研究所作物研究センター、長岡市)において、「新潟糯31号」と「篠ノ井」の雑種第1代に「新潟糯31号」と「東北144号(後の「はぎのかおり」)」の雑種第1代を交配し、5年に雑種第2代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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