1993年の映画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/05 13:42 UTC 版)
出来事
世界
- 1月20日 - 英女優オードリー・ヘプバーン死去[1][注 1]。
- 3月29日 - 第65回アカデミー賞で石岡瑛子が『ドラキュラ』(フランシス・フォード・コッポラ監督)で衣装デザイン賞受賞[1]。
- 4月30日 - 東宝ロンドン駐在員事務所閉鎖[1]。
- 9月26日 - ヘラルド・エース社長・原正人が仏芸術文化勲章(オフィシェ) 受章[2]。
- 10月31日 - 伊映画監督フェデリコ・フェリーニ死去[2]。
日本
- 1月
- 1月25日 - ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、タッチストーン・ピクチャーズ、ハリウッド・ピクチャーズの3社作品を日本で配給する新会社、ブエナ・ビスタ・インターナショナル ジャパン設立[1]。
- 2月
- 3月
- 4月
- 4月17日
- 黒澤明監督の監督生活50周年・30作記念作品で本多猪四郎監督の最後の仕事となった『まあだだよ』が公開。
- 『第1回欽ちゃんのシネマジャック』(製作総指揮・萩本欽一)が公開され、新しいタイプの興行(15分、1本300円の映画を5本立で上映)に挑戦[1]。
- 4月24日
- ワーナーマイカルが日本初の本格的シネマコンプレックス、ワーナー・マイカル・シネマズ(WMC)海老名をオープン[1]。7スクリーン、日本の映画館では初のTHX音響システム導入[1]。
- 東宝グループが関与した世界建築博物館『東武ワールドスクウェア』オープン[1]。
- 4月25日 - 東宝60周年記念「映画・演劇・テレビ・ビデオ作品リスト」完成[1]。
- 4月17日
- 5月
- 6月
- 7月
- 7月1日
- 7月15日 - 映連、にっかつの退会承認[1]。映団連、にっかつの維持委員会退会承認[1]。
- 7月17日
- UIP配給『ジュラシック・パーク』(スティーヴン・スピルバーグ監督)公開され、記録的ヒット[1]。配給収入で東宝洋画系史上第1位となる[1]。CGを駆使した革新的な映像が話題となり、以後のシリーズ全作品が高稼動[1]。
- 新宿文化ビル内に新宿文化シネマ3開場[1]。
- 7月24日 - 映画「クレヨンしんちゃん」シリーズ第1作、『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』がニュー東宝シネマ1ほか東宝洋画系で公開[1]。
- 7月27日 - 川喜多記念映画文化財団理事長、東和映画代表取締役・川喜多かしこ、死去[1]。
- 7月30日 - 日本映画監督協会、日本映画メインスタッフ連絡会、日本芸能実演家団体協議会の3団体が、著作権法改正を目的とした「映画問題対策協議会」を結成[1]。
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
- 12月3日 - 大阪・北野劇場で上映の『ジュラシック・パーク』(スティーヴン・スピルバーグ監督)が、上映期間20週で7億3088万7900円と1館での興行収入歴代新記録を樹立[2]。
- 12月11日 - 『ゴジラvsメカゴジラ』(大河原孝夫監督)公開され、大ヒット[2]。
- 12月16日 - 全国興行生活衛生同業組合連合会が、映画産業団体連合会に対し、ワーナーマイカル(WMC)弘前進出に関し、死活問題であるとの陳情書を提出[2]。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq 東宝 2010b, p. 245.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 東宝 2010b, p. 246.
- ^ a b 「1993年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1994年(平成6年)2月下旬号、キネマ旬報社、1994年、156頁。
- ^ 斉藤 2009, pp. 117–118.
- ^ “第45作 男はつらいよ 寅次郎の青春”. 『男はつらいよ』公式サイト. 松竹映画. 2016年8月6日閲覧。
- ^ “小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
- ^ “主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
- ^ a b “過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
- ^ a b 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、524頁。ISBN 978-4873767550。
- ^ 「1993年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報』1994年(平成6年)2月下旬号、キネマ旬報社、1994年、156頁。
- ^ 1993年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
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