諳厄利亜語林大成 諳厄利亜語林大成の概要

諳厄利亜語林大成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/06 07:35 UTC 版)

概要

文化5年(1808年)のフェートン号事件に衝撃を受けた幕府はイギリス研究の必要性を痛感し、阿蘭陀通詞オランダ語通詞)らに英語習得を命じ、編纂させた。イギリス駐在経験のあるオランダ人ヤン・コック・ブロンホフの指導を受け、約6,000語が収録され、発音がカタカナで記されていた。初の英和辞典が編纂されたという功績は重大だが、その発音はオランダ語訛りが強いなど、不十分な点があった。

編纂には本木の他、通詞の馬場貞歴、末永祥守、楢林高美、吉雄永保らが当たった。

登場する作品

発音に不備が多く、森山栄之助ラナルド・マクドナルドに発音を訂正してもらうシーンがある。

脚注

関連項目

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