SEALDs
別名:Students Emergency Action for Liberal Democracy - s、自由と民主主義のための関西学生緊急行動
「自由と民主主義に基づく政治」を標榜して活動する学生有志団体。特定秘密保護法や集団的自衛権、憲法改正といった政治イシューに対する現今の政治動向を危惧し、現政権に対抗しうる野党勢力の終結、ひいては市民が積極的に取り組む政治文化の創出、などを目標に掲げてデモ活動や街宣などのアクションを行っている。
SEALDsは、2014年に特定秘密保護法に反対する学生が立ち上げた有志団体「SASPL」(サスプル)を前身とする。SASPLは特定秘密保護法案の成立を食い止めるべく都内各所や官邸前などでデモ活動・抗議運動を行っていた。同法の成立・施行を機にSASPLは解散したが、その後も沖縄の辺野古移設問題などに対してアクションする団体に転じ、さらに広く政治問題に取り組むべく「SEALDs」として新たに発足した。
SEALDsは関東圏の学生を中心に構成されている。関西圏では「SEALDs KANSAI」が発足している。SEALDsおよびSEALDs KANSAIの取り組みに賛同する有識者も少なからずおり、街宣に大学教授がゲストスピーカーとして参加することもある。
SASPLはいわゆる安保法案を「戦争法案」と呼び、これに反対する立場に立つ。SEALDs KANSAIは2015年6月21日にTwitterへ「この国は一部の政治家や金持ちのものではない」とし、沖縄の人、福島の人、在日外国人などのものだと表明するツイートを投稿している。
関連サイト:
SEALDs
SEALDs KANSAI
SEALDs
(自由と民主主義のための学生緊急行動 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/17 07:50 UTC 版)
自由と民主主義のための学生緊急行動[1][6](じゆうとみんしゅしゅぎのためのがくせいきんきゅうこうどう、英語: Students Emergency Action for Liberal Democracy - s[注釈 1])、略称でSEALDs(シールズ[1][6])は、2015年5月から2016年8月まで活動していた日本の政治団体[2]・学生団体[3][注釈 2]。反体制的な活動により、公安調査庁の調査対象にもなっていた[8]。左翼系の有名人が多数賛同したことでも知られている。
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