胴体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 10:20 UTC 版)
概要
主たる臓器
動物体の根幹を成す臓器は、多くが胴体内に保持されている。心臓と肺は胸部の上部に位置し胸郭によって保護されている。また消化器官の大半は腹部に位置している。例としては次の臓器が挙げられる。
- 肝臓 - 乳化作用をもたらす胆汁を分泌する
- 小腸、大腸 - 食物から養分を吸収する
- 肛門 - 糞便を排出する
- 胆嚢 - 胆汁を貯蔵・濃縮し、糜汁の形成を助ける
- 尿管 - 尿を膀胱へ輸送する
- 膀胱 - 尿を貯蔵する
- 尿道 - 尿の排出経路であると共に、精子を精囊に輸送する
- 骨盤部 - 雄雌共に生殖器を格納する
主たる筋肉
胴体の筋肉は様々な筋肉があり、それらを総称して体幹筋という。骨格を補助して内臓を保持する役割や、骨格筋の運動時のバランスをとる役割もある。一例は次の通り。
主たる神経
臓器や筋肉には主に胸椎を起点とする神経が分布している。例として、皮膚神経刺激を起こす神経を挙げる。
- 腹側皮枝
- 外側皮枝
- 背側皮枝
脚注
注釈
出典
関連項目
胴体と同じ種類の言葉
- >> 「胴体」を含む用語の索引
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