海上自衛隊の装備品一覧 艦砲・誘導弾・魚雷・爆弾・機雷

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 海上自衛隊の装備品一覧の解説 > 艦砲・誘導弾・魚雷・爆弾・機雷 

海上自衛隊の装備品一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/21 22:31 UTC 版)

艦砲・誘導弾・魚雷・爆弾・機雷

艦砲

名称 画像 主要諸元 搭載艦艇
62口径76ミリ単装速射砲
(オート・メラーラ 76 mm 砲)
重量:12t
発射速度:55~65発/分
初速:900m/s
最大射程:18.4km
護衛艦むらくもいしかりはつゆき型汎用護衛艦ゆうばり型護衛艦
あさぎり型汎用護衛艦あぶくま型護衛艦むらさめ型汎用護衛艦
はやぶさ型ミサイル艇掃海母艦ぶんご練習艦かしま
訓練支援艦くろべ訓練支援艦てんりゅう
54口径5インチ単装速射砲
(Mk 42)
重量:70t
発射速度:40発/分
初速:807.7m/s
最大射程:23.5km
たかつき型護衛艦はるな型ヘリコプター搭載護衛艦たちかぜ型ミサイル護衛艦
しらね型ヘリコプター搭載護衛艦はたかぜ型ミサイル護衛艦
54口径127ミリ単装速射砲
(オート・メラーラ 127 mm 砲)
重量:37.5t
発射速度:45発/分
最大射程:30km
こんごう型ミサイル護衛艦たかなみ型汎用護衛艦
62口径5インチ砲
(Mk 45 Mod 4)
重量:28.924t
発射速度:16~20発/分
初速:1,051.6m/s
最大射程:37km
まや型ミサイル護衛艦あたご型ミサイル護衛艦あきづき型汎用護衛艦(2代)あさひ型汎用護衛艦(2代)もがみ型多機能護衛艦
多銃身式20ミリ機関砲
(JM61-M)
重量:112kg(砲身)
発射速度:450~500発/分
初速:1,050m/s
掃海艇輸送艦艇
多銃身式20ミリ機関砲(RFS)
(JM61R-MS)
重量:112kg(砲身)
発射速度:450~500発/分
初速:1,050m/s
掃海艇掃海艦
高性能20ミリ機関砲
(MK 15 ファランクス)
重量:5.7~6.2t
発射速度:3,000~4,500発/分
初速:1,100m/s
有効射程:1.49km
ヘリコプター搭載型護衛艦、たちかぜ型以降のミサイル護衛艦、はつゆき型以降の汎用護衛艦、あぶくま型護衛艦

おおすみ型輸送艦

退役

対空誘導弾

名称 画像 主要諸元 搭載艦艇
RIM-66/67 スタンダード SM-1 全長:4.48m
射程:40km以上
ミサイル護衛艦あまつかぜたちかぜ型ミサイル護衛艦はたかぜ型ミサイル護衛艦
RIM-66/67 スタンダード SM-2 全長:7.98m
射程:120km以上
こんごう型ミサイル護衛艦あたご型ミサイル護衛艦まや型ミサイル護衛艦
RIM-161 スタンダード SM-3
弾道ミサイル防衛(BMD)専用
(ブロックIIは日米共同開発中)
全長:6.56m
速度:9,600km/h
最大射高:160km
こんごう型ミサイル護衛艦あたご型ミサイル護衛艦まや型ミサイル護衛艦
RIM-174 スタンダード ERAM SM-6[注 20][10] 全長:6.55m
速度:?km/h
最大射高:?km
まや型ミサイル護衛艦 [11]
RIM-7E/F/M シースパロー 全長:3.66m
速度:マッハ4
射程:26km
護衛艦たかつき (FRAM改装後)きくづき (FRAM改装後)はつゆき型護衛艦あさぎり型護衛艦むらさめ型護衛艦たかなみ型護衛艦
はるな型護衛艦しらね型護衛艦
RIM-162 ESSM 発展型シースパロー 全長:3.8m
速度:マッハ2.5~3
射程:30~50km
むらさめ型護衛艦たかなみ型護衛艦ひゅうが型護衛艦あきづき型護衛艦 (2代)あさひ型護衛艦 (2代)
Mk.15 Mod.31 SeaRAM 全長:2.79m
速度:マッハ2.5
射程:9.6km
いずも型護衛艦もがみ型護衛艦

退役

対艦誘導弾

名称 別称 画像 主要諸元 搭載艦艇・航空機
AGM/RGM/UGM-84 ハープーン 全長:3.8m
速度:M0.894
射程:140Km以上
護衛艦たかつき(FRAM改装後)護衛艦きくづき(FRAM改装後)はつゆき型護衛艦あさぎり型護衛艦むらさめ型護衛艦
ミサイル護衛艦さわかぜはたかぜ型護衛艦こんごう型護衛艦護衛艦いしかりゆうばり型護衛艦あぶくま型護衛艦
ゆうしお型潜水艦はるしお型潜水艦おやしお型潜水艦そうりゅう型潜水艦たいげい型潜水艦
P-3C哨戒機、P-1哨戒機
90式艦対艦誘導弾 SSM-1B 全長:5m
速度:1,150km/h
射程:150-200km以上
むらさめ型護衛艦たかなみ型護衛艦あきづき型護衛艦 (2代)あさひ型護衛艦 (2代)
あたご型護衛艦護衛艦まや1号型ミサイル艇はやぶさ型ミサイル艇
17式艦対艦誘導弾 SSM-2 全長:推定7メートル以上
射程:400km
護衛艦はぐろもがみ型護衛艦
91式空対艦誘導弾 ASM-1C 全長:4m
速度:1,150km/h
射程:150km
P-3C哨戒機、P-1哨戒機
哨戒機用新空対艦誘導弾
[注 21]
射程:400km 哨戒機
AGM-65 マーベリック 全長:249cm
速度:M1以上
射程:27km
P-1哨戒機
AGM-114M ヘルファイアII 全長:163cm
速度:425m/s
射程:0.5km~8km
SH-60K哨戒ヘリコプター

対潜ロケット・誘導弾

名称 画像 主要諸元 搭載艦艇
アスロック対潜ミサイル 全長:4.5m
射程:11km
弾頭:Mk.4673式短魚雷
やまぐも型対潜護衛艦たかつき型多目的護衛艦みねぐも型対潜護衛艦(後日装備)ちくご型護衛艦はるな型ヘリコプター護衛艦たちかぜ型ミサイル護衛艦しらね型ヘリコプター護衛艦はつゆき型汎用護衛艦はたかぜ型ミサイル護衛艦あさぎり型汎用護衛艦あぶくま型護衛艦
VLA(垂直発射式アスロック)対潜ミサイル 全長:4.5m
射程:22km
弾頭:Mk.46
こんごう型ミサイル護衛艦むらさめ型汎用護衛艦たかなみ型汎用護衛艦あたご型ミサイル護衛艦ひゅうが型ヘリコプター護衛艦護衛艦あきづき (2代)
07式垂直発射魚雷投射ロケット 全長:6.5m
射程:
弾頭:97式魚雷12式魚雷
あきづき型護衛艦(2代、2番艦てるづき以降)あさひ型護衛艦 (2代)まや型ミサイル護衛艦

退役

魚雷

魚雷の名称には制式名称以外にGナンバー、開発名称のG-RXナンバーが割り振られている。

長魚雷

※退役

中魚雷

※退役

短魚雷

Mk-44短魚雷及びMk-34短魚雷

※退役

爆雷・対潜爆弾

67式150kg対潜爆弾(カットモデル)

※退役

機雷

55式機雷

機雷はその性能が知られると容易に対抗手段が採られるので、最も機密の壁が厚いとされる。うらが型掃海母艦・航空機・潜水艦によって敷設される。 なお、機雷の名称には制式名称以外にKナンバー(Kは機雷のローマ字読みの頭文字)が割り振られている。その為、下記の中には重複している可能性がある。

係維触発機雷

※退役

  • Mk6機雷
  • 55式機雷(K-13)

係維感応機雷

沈底機雷

上昇機雷

短係止機雷、係維機雷に含まれる場合もある。

種別不明な機雷


注釈

  1. ^ 任務の多様化に伴い、2000年頃から哨戒ヘリコプターへと分類が変更されている。
  2. ^ 艦載型の補充である8284号機を除いた8271号機以降の機体にはFLIR、8285号機以降の機体にはチャフ/フレア・ディスペンサー、8294号機以降の機体にはGPS航法装置が追加装備された。
  3. ^ 試作機を除く。
  4. ^ 自動操縦装置やドップラーレーダー、電波高度計、自動ホバーカブラーなどを追加装備した全天候型。
  5. ^ 8001~8055号機までの機体で、米海軍のSH-3Aに相当する。1986年全機退役。
  6. ^ 8056~8083号機までの機体で、エンジンの強化と燃料搭載量が増加、米海軍のSH-3Dに相当する。1990年全期退役。
  7. ^ 米海軍のSH-3Hに相当。曳航式MADを追加、レーダー・ESMも更新されている。
  8. ^ 2019年6月時点で7機が用途廃止している。
  9. ^ 本来は2017年までに納入された10機で調達終了とされていたが、中期防衛力整備計画 (2019)において1機分が輸送ヘリコバクターとして追加調達が計画され(なお、この機体は川崎重工でのライセンス生産ではなくレオナルド社からの輸入機とされている。[要出典])、2023年3月14日に川崎重工と契約された。さらに2023年度予算で2機の追加調達が計画されている[7]
  10. ^ a b 川崎重工でのライセンス生産
  11. ^ 胴体側面の窓の配列が異なる他、輸送機仕様は胴体右側面部にFLIRを装備、掃海機仕様は胴体左側面部にAN/AES-1 ALMDSを装着、後部カーゴドアにAN/AQS-24A及び音響掃海具Mk-104を搭載可能。
  12. ^ 1機が2017年8月の事故により運用停止中。
  13. ^ 耐用年数経過による用途廃止の他に1機が事故で喪失、3機が平成26年豪雪により被災し用途廃止されている。
  14. ^ 1機(9905号機)が2015年4月末に足摺岬沖にて発生した事故により用途廃止している。
  15. ^ 1機が事故で喪失。
  16. ^ 現有は3機。1機が平成26年豪雪により損傷し用途廃止している。
  17. ^ 現有は4機。2機を事故で喪失している。
  18. ^ 耐用年数経過による用途廃止の他に1機が事故により喪失している。
  19. ^ 内2機は陸上自衛隊から移管されたTL-1。
  20. ^ イージス・システム搭載護衛艦に搭載予定[9]
  21. ^ 上記の17式艦対艦誘導弾をベースに開発[12][13]。2023年度予算に取得費が計上された[14]
  22. ^ EMDとはExpendable Mine Disposalの略。
  23. ^ Airborne Laser Mine Detection Systemの略。
  24. ^ この場合は複合掃海具Mk-106と呼称される。
  25. ^ Long Range Obilique Photograpy(長距離斜め写真)の略。
  26. ^ 旧来、自衛隊が導入する民間規格車両は日産等、自衛隊規格車両はトヨタ・いすゞ等で分担していたが、当時採用されていた日産製2トントラックの車名が広く普及したもの。

出典

  1. ^ 2機/年(10年間)
  2. ^ 我が国の防衛と予算-平成23年度予算の概要 防衛省
  3. ^ 平成26年度ライフサイクルコスト管理年次報告書
  4. ^ 平成26年度 政策評価書(事前の事業評価)要旨
  5. ^ “三菱重工、回転翼哨戒機SH-60L試作機を納入 厚木で試験へ”. FlyTeam (Kurogo Inc.). (2021年9月28日). https://flyteam.jp/news/article/134322 2021年11月29日閲覧。 
  6. ^ 哨戒ヘリコプター(SH-60L)の開発完了について (PDF) 2023年12月22日。防衛省
  7. ^ 我が国の防衛と予算-防衛力抜本的強化「元年」予算- 令和5年度予算の概要2023年3月28日、防衛省
  8. ^ 多用途ヘリコプター(艦載型)の提案要求書の案に対する意見招請に関する説明会
  9. ^ 我が国の防衛と予算 平成30年度予算の概要
  10. ^ 令和4年度 月別契約情報/随意契約(基準以上)防衛装備庁、2023年2月27日契約。2023年4月11日閲覧。
  11. ^ 我が国の防衛と予算~防衛力強化加速パッケージ~ -令和4年度予算(令和3年度補正を含む)の概要-2022年3月24日防衛省、2023年2月5日閲覧
  12. ^ 我が国の防衛と予算 平成29年度予算の概要
  13. ^ 平成28年度 事前の事業評価 評価書一覧 12式地対艦誘導弾(改)及び哨戒機用新空対艦誘導弾
  14. ^ 我が国の防衛と予算-防衛力抜本的強化「元年」予算- 令和5年度予算の概要(令和5年3月28日掲載) 防衛省
  15. ^ “最新レーザー装置 海自掃海ヘリに導入 上空から機雷を探知”. 朝雲ニュース. (2012年4月5日). オリジナルの2012年7月18日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/X9pL 
  16. ^ 航空ファン 2020年6月号 P57
  17. ^ 防衛装備庁 調達・公募情報 入札情報 一般競争入札 中央調達に係る公告 調達要求番号2-03-2021-010B-H-0035 艦-43 機雷対処用水中無人機RXX-2
  18. ^ 南極観測用雪上車 株式会社大原鉄工所
  19. ^ 呉弾薬整備補給所 弾補所豆知識 ⑥ 機関車の紹介
  20. ^ 消えた「海上自衛隊の鉄道」江田島の廃線跡を歩いてみた 呉弾薬整備補給所の専用軌道 - 鉄道プレスネット(2024年4月12日)、2024年4月23日閲覧





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「海上自衛隊の装備品一覧」の関連用語

海上自衛隊の装備品一覧のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



海上自衛隊の装備品一覧のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの海上自衛隊の装備品一覧 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS