67式機雷とは? わかりやすく解説

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67式機雷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/20 15:50 UTC 版)

67式機雷(ろくななしききらい)は日本海上自衛隊が装備する機雷。『K-16A』とも呼称される。

概要

67式機雷は海峡封鎖や通峡阻止のために使用される沈底機雷であり、艦船の敷設軌道から海中に施設される。作動方式はサーチコイルを用いた磁気感応式で、敷設可能水深は約150mとされている。[1]

機雷は水中に投入されると直立状態で落下着底し、敷設後は時限装置の溶解片が溶けて水圧によってピストンが押下げられて時計が作動し、調定時間により機雷は待機状態となり、船体磁気を検出すると起爆する。最初に導入された『K-16A』の他に『K-16B』や『K-16C』と呼称されるタイプが存在する。

脚注

  1. ^ 技術研究本部技術部 『67式機雷(K-16A)の仮制式及び機雷用高透磁率材料ほか11件の防衛庁規格の制定について』 昭和42年12月18日 国立公文書館 平11防衛00012100

参考文献

・技術研究本部技術部 『67式機雷(K-16A)の仮制式及び機雷用高透磁率材料ほか11件の防衛庁規格の制定について』 昭和42年12月18日 国立公文書館 平11防衛00012100

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