比治山 比治山町/比治山本町

比治山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 09:27 UTC 版)

比治山町/比治山本町

上記の通り、元々は比治山町が段原地区で比治山本町が皆実地区であったが戦後の住居表示変更により現在のものに改められた。

施設

公共施設

広島県立広島産業会館西館。

教育機関

  • 比治山幼稚園(比治山本町)
  • 比治山小学校は地区内には所在しない(上東雲町に所在)。

かつて所在していた施設

  • 広島県師範学校(現・比治山本町) - 1911年から1941年まで、現在の広電皆実線の東側で比治山本町南西部(ただしこの当時は皆実町1丁目の町域内)から皆実町1丁目の北部に至るまでの区域を校地としていた。1941年に東雲町に移転し、跡地は1945年春に開校した広島県立医学専門学校の校地に転用されたが、原爆により全壊したため校地としては廃止された。跡地には南区図書館などが立地しているが、国道2号線など戦後新たに道路が敷設されたため、校地の跡は分かりにくくなっている。
  • 陸軍電信第二連隊(現・比治山本町) - 1922年の創設以来、比治山の南麓から皆実町1丁目の北部(現在の進徳女子高等学校校地)に至るまでの区域に駐屯していたが、敗戦により廃止された。跡地には食品工業試験所・産業文化センター・産業会館などが立地している。上記と同様、国道2号線が横断しているため跡地は分かりにくくなっている。
  • 御便殿(現・比治山公園) - 日清戦争中、広島に滞在していた明治天皇の臨時の行在所として1894年に基町に建築されたものを1909年に比治山公園内に移設した。1945年原爆により倒壊したのち戦後は長らく礎石の石垣のみが残っていたが、1982年以降撤去され跡地には壁泉が設置された。

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