服藤早苗 服藤早苗の概要

服藤早苗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 10:05 UTC 版)

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佐伯順子の「遊女神聖論」[3]を批判した[4]。また高群逸枝が史料の改竄を行ったとする栗原弘の説に対し、わずかな改竄はあったが、説全体に影響を与えるほどではないと反論した[5]

経歴

愛媛県に生まれる[6]

著書

単著

  • 『平安朝の母と子』(中公新書 1991年)女性史青山なを賞受賞
  • 『家成立史の研究』(校倉書房 1991年)女性史青山なを賞受賞
  • 『平安朝の女と男』(中公新書 1995年)
  • 『平安朝の家と女性』(平凡社 1997年)
  • 『平安朝 女性のライフサイクル』(吉川弘文館 1999年)
  • 『「源氏物語」の時代を生きた女性たち』(NHK出版ブックス 2000年)
  • 『21世紀に読む日本の古典『今昔物語』』(ポプラ社 2001年)
  • 『平安朝に老いを学ぶ』(朝日新聞社 2001年)
  • 『平安王朝の子どもたち』(吉川弘文館 2004年)
  • 『平安朝 女の生き方』(小学館 2004年)
  • 『平安王朝社会のジェンダー』校倉書房 2005年)
  • 『平安朝の父と子 貴族と庶民の家と養育』(中公新書、2010年) 
  • 『古代・中世の芸能と買売春 遊行女婦から傾城へ』明石書房、2012 
  • 『平安王朝の五節舞姫・童女 天皇と大嘗祭・新嘗祭』(塙選書 塙書房 2015
  • 藤原彰子』吉川弘文館・人物叢書、2019

共編著・監修

  • 上野千鶴子田端泰子)『ジェンダーと女性』(早稲田大学出版会、1997年)
  • 山田昌弘吉野晃)『恋愛と性愛』(早稲田大学出版会、2002年)
  • (服藤 編著・西野悠紀子・伴瀬明美・菅原正子・久保貴子 執筆)『歴史のなかの皇女たち』(小学館、2002年)
  • (戸川点・小嶋菜温子)『ケガレの文化史』(森話社、2005年)
  • (赤阪俊一)『文化としての暴力』(森話社、2006)
  • 『日本のもと 家族』監修. 講談社 2011
  • 『歴史をつくった女性大事典』全2巻 監修. 学研教育出版 2013
  • 『「平家物語」の時代を生きた女性たち』編著 (小径選書 小径社 2013
  • 『王朝びとの生活誌 『源氏物語』の時代と心性』 (叢書・文化学の越境 小嶋菜温子, 倉田実共編. 森話社 2013
  • 『平安朝の女性と政治文化 宮廷・生活・ジェンダー』編著. 明石書店 2017

出典・脚注


  1. ^ a b 教員紹介 服藤早苗”. 埼玉学園大学. 2013年6月25日閲覧。
  2. ^ a b 服藤 早苗 プロフィール”. 明石書店. 2019年10月12日閲覧。
  3. ^ 「聖なる遊女」を唱えた学者は他に折口信夫、網野善彦がいる。
  4. ^ 小谷野敦 (2006年10月2日). “渋×知×事件顛末”. 小谷野敦. 2013年6月25日閲覧。『平安王朝社会のジェンダー』。
  5. ^ 『『源氏物語』の時代を生きた女性たち』2000年。ただし詳細な検討はなされていない。
  6. ^ a b c d e f g 服藤早苗 (2009年). “at home 教授対談シリーズ こだわりアカデミー 平安時代に興味を持ってみると、『新しい』歴史がみえてきます”. アットホーム. 2013年6月25日閲覧。
  7. ^ 女性史青山なを賞”. 東京女子大学女性学研究所. 2019年10月12日閲覧。
  8. ^ 家成立史の研究 -祖先祭祀・女・子ども 江村早苗 (服藤早苗)”. 国立国会図書館. 2013年6月25日閲覧。


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