家族亭 ラジオCM

家族亭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 23:45 UTC 版)

ラジオCM

TBSラジオMBSラジオで「あなたの、おそばに、家族亭。(店名)」という5秒のCMが盛んに放送されており、両局の聴取層には同社の名前が浸透している。特にMBSラジオで放送されるCMは「なたの〜おそに〜家族亭〜」と同局アナウンサーによる、伸ばすような特徴のあるイントネーションでCMが放送されている。

全国的に「家族亭」なる名称の飲食店があるが、関連性はない。本項との識別方法は、ロゴマークを確認するか、「あなたの、おそばに」が付加されているかなどで区別することができる。

沿革

  • 1947年昭和22年) - 創業。
  • 1951年(昭和26年)4月 - 甲南興業株式会社を設立[1]
  • 1962年(昭和37年)9月 - 株式会社家族亭(初代)を設立[1]
  • 1987年(昭和62年)10月 - 甲南興業株式会社が株式会社家族亭(初代)を吸収合併し、株式会社家族亭(2代目)に変更[1]
  • 1992年平成4年)10月 - 株式を店頭公開(現在のジャスダック[1][32]
  • 2003年(平成15年)2月25日 - カッパ・クリエイトと業務・資本提携[6]
  • 2006年(平成18年)5月[1] - うどん店チェーン得得事業をカッパ・クリエイトの子会社から譲渡される[8]
  • 2007年(平成19年)
    • 8月6日 - キンレイと業務提携し、キャス・キャピタルが株式公開買い付けを発表[9]
    • 12月26日 - 株式公開買い付けが成立し[11]、投資事業有限責任組合キャス・キャピタル・ファンド三号(CCP3)が親会社となる[15]
  • 2009年(平成21年)
    • 4月 - シンガポールに得得の1号店を開店して海外での店舗展開を開始[15]
    • 11月 - タイに家族亭1号店を開店し、タイへ進出[15]
  • 2010年(平成22年)1月 - 上海市の石門一路に1号店を開店し、中国へ進出[16]
  • 2011年(平成23年)
  • 2012年(平成24年)
    • 1月 - 本年度より決算期を毎年3月期に変更。これにより、本事業年度の決算である2013年3月期決算は15ヶ月の変則決算となる。
    • 8月14日 - 関西地区で麺類の製造・販売事業を展開する寿製麺(本社:兵庫県宍粟市、本店:兵庫県姫路市)の発行済株式の70%を、同社の親会社である姫路糧食より取得し子会社化したと発表。
  • 2014年(平成26年)
    • 6月30日 - 中野食品と寿製麺の株式をシマダヤに譲渡[27]
    • 7月29日 - 上場廃止
    • 8月1日 - 株式交換によりエイチ・ツー・オー リテイリングの完全子会社となる[24][25]
  • 2019年令和元年)
    • 5月10日 - エイチ・ツー・オーリテイリングがSRSホールディングスと資本業務提携を締結。
    • 12月26日 - 当社と株式会社サンローリーが、SRSホールディングスと株式交換契約を締結。
  • 2020年(令和2年)2月1日 - SRSホールディングス株式会社の完全子会社となる。

脚注


  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 家族亭 第63期有価証券報告書 (Report). 家族亭. 19 June 2014.
  2. ^ a b c d e f g 会社概要(公式ページ)2020年6月25日閲覧
  3. ^ a b c 第70期 貸借対照表及び個別注記表” (PDF). 株式会社家族亭. 2022年3月6日閲覧。
  4. ^ a b c H2O/飲食店経営SRSHDに「家族亭」と「サンローリー」譲渡(2019年11月11日、流通ニュース)2020年6月24日閲覧
  5. ^ a b 家族亭 第55期有価証券報告書 (Report). 家族亭. 30 June 2006.
  6. ^ a b c “カッパ・クリエイト、家族亭とうどん事業で提携”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2003年2月26日) 
  7. ^ a b c 家族亭 第57期有価証券報告書 (Report). 家族亭. 31 March 2007.
  8. ^ a b “うどん事業、家族亭に集約 カッパ・クリエイト”. 埼玉新聞 (埼玉新聞社). (2006年4月11日) 
  9. ^ a b c d e f “家族亭とキンレイが提携へ 和食チェーン効率化目指す”. 中日新聞 (中日新聞社). (2007年8月6日) 
  10. ^ a b “キャス・キャピタル、家族亭にTOB実施へ”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2007年8月7日) 
  11. ^ a b “キャス・キャピタル、家族亭へのTOB成立”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2007年12月27日) 
  12. ^ “こだわりの料理屋のうどん キンレイ・家族亭の共同開発店舗「ふうふや」”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (2008年8月9日) 
  13. ^ a b c d e f 中本裕之 (2009年2月27日). “そば・うどんの家族亭、ファンド傘下、地道に成長-課題は既存店の体力強化”. 日経MJ (日本経済新聞社) 
  14. ^ a b c “家族亭、「得得製麺」をFC展開”. 日経MJ (日本経済新聞社). (2009年5月20日) 
  15. ^ a b c d e f g 家族亭 第59期有価証券報告書 (Report). 家族亭. 31 March 2010.
  16. ^ a b c d e f g 家族亭 第60期有価証券報告書 (Report). 家族亭. 30 March 2011.
  17. ^ a b c d e “そば・うどん宅配やタイで「見せる」和食 家族亭、内外で新業態店舗”. フジサンケイ ビジネスアイ (日本工業新聞社). (2011年8月29日) 
  18. ^ a b c d e f 家族亭 第61期有価証券報告書 (Report). 家族亭. 28 March 2012.
  19. ^ a b “家族亭とキンレイ、タイで和食FC展開、年内に合弁、来春にも1号店”. 日経MJ (日本経済新聞社). (2010年12月17日) 
  20. ^ a b “家族亭がインド進出合弁で11年初にも直営店”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2010年8月4日) 
  21. ^ a b “家族亭、インドにクレープ店 新興国出店を拡大”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2012年2月20日) 
  22. ^ a b “H2O、外食参入へ 家族亭の株を公開買い付け”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2011年8月12日) 
  23. ^ a b c “H2O、家族亭へのTOB成立”. 産経新聞 (産経新聞社). (2011年9月10日) 
  24. ^ a b “H2Oリテイ、家族亭を完全子会社化 家族亭は7月に上場廃止”. 日本経済新聞(日本経済新聞社). (2014年5月9日)
  25. ^ a b エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社による株式会社家族亭の完全子会社化に関する株式交換契約の締結についてのお知らせ エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社・株式会社家族亭 2014年5月9日
  26. ^ a b c 広岡磨璃 (2012年8月14日). “家族亭、姫路の寿製麺を子会社化”. 神戸新聞 (神戸新聞社) 
  27. ^ a b “家族亭、製麺事業から撤退”. 日経MJ(日本経済新聞社). (2014年6月4日)
  28. ^ a b “家族亭、「花旬庵」関西に初出店 女性のお一人さまターゲットに”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (2012年4月13日) 
  29. ^ “関西版:京のだしで具だくさん「ふうふや」 こだわる“料理屋のうどん””. 日食外食レストラン新聞 (日本食糧新聞社). (2008年8月4日) 
  30. ^ 株式会社家族亭 ~ いらっしゃいませ! あなたのおそばに家族亭~”. kazokutei.co.jp. 2021年3月2日閲覧。
  31. ^ 技術支援契約締結のお知らせ”. 株式会社家族亭. 2021年3月2日閲覧。
  32. ^ 当初は1991年(平成3年)12月に株式を店頭公開する予定だった。
  33. ^ 主要株主である筆頭株主及び親会社の異動に関するお知らせ(PDF)






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「家族亭」の関連用語

家族亭のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



家族亭のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの家族亭 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS